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カテゴリ:獣( 32 )


2018年 02月 02日

日本 巨大なネズミ

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 岐阜市近郊にある自宅から、歩いて5分ほどの所に谷川が流れています。この谷水は集落の飲料水に利用されており、そちらに多くを取られているためか、雨が少なくなると下流の一部では干上がることがありますが、しかし根尾川に注ぐ谷川の終わり部分では常に水があります。途中の干上がる場所は多分地下を流れているのでしょう。
 その谷川の最終部分は、数百メートルに渡って両岸がコンクリートブロックでおおわれ、底は草地となっており、その間を水がうねって流れています。そのあたりではアオサギが漁をしているのをよく見かけるのですが、先日そこで、思わぬ動物に出くわしました。
b0132475_20492872.jpg その動物に最初に出会ったのは谷川横の地上の草地で、私は気づかなかったのですが、相手も直前まで私に気づかなかったのか、相手がのそのそと逃げだしたのはほんの数メートル先のことでした。その相手が動いたことで私も気づき、その姿を見たのですが、それはまるで南米に住むカピバラのようで、それがなぜここにいるのかと本当に驚きました。
 その後、今日その谷川を再度訪れてみると、水中を恐ろしく大きなネズミが泳いでいました。でもこの大きさ、先に出会ったのよりだいぶ小さめです。それでもしっぱを含まない体長は30センチほどもあります。
 熱帯でもない日本で、なぜネズミがこんなに大きく育つのでしょう。人類のかつてない飽食の現代は彼らの成長にも影響を与えているのでしょうか。何か恐ろしいものをみたような気分です。

b0132475_20490051.jpg 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離32.4mm、35ミリ版換88mm、ISO 400、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


by yagyu-toubei | 2018-02-02 20:50 | | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 28日

日本 防護ネットのサルたち

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 岐阜市近郊にある自宅の場所は、濃尾平野から山間部に変わる入り口にあたり、低い山が近くに、その向こうには高い山が見えます。
 そんな自宅から車で10分ほどの所に、根尾川の狭い流れが広い河原を持つ川に変わる、渓谷の終了地点があります。
 先日そこの、両側が崖になった狭い道を車で走っていたところ、道路脇にいた猿の群れに出会いました。近頃自宅周辺でもサルが頻繁に出没し、それほど珍しい存在ではなくなってきているのですが、それでもやはり見たいと思う好奇心はあります。
b0132475_20174848.jpg 道路脇に車を停め、我々が車から出るとサルたちは一斉に逃げ出しました。子供を含むサルたちは落石防護ネットを伝いながら上部に登っていきます。
 我々がそれを眺めていると、それまで気づかなかった谷側にいたサルたちが道路を走って横切り、防護ネットを登り始めました。その様子が今日の写真です。
b0132475_20175523.jpg そこにはメスと思われる1頭と、体が大きく、いかにも体格のよさそうなオスと思わるサルが写っていますが、その指先まで覆う体毛の暖かそうなこと。サルたちはこの体毛で厳しい冬の寒さをしのいでいるのですね。
 ところで、この辺りにも長野県の地獄谷のような温泉があればいいのにと思います。そうすれば畑を荒らす害獣たちが、一転して海外からも人が訪れる観光名所になるのですから。

b0132475_20171914.jpg 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離171.9mm、35ミリ版換469mm、ISO 500、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。 


by yagyu-toubei | 2018-01-28 20:19 | | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 08日

ベリーズのホテルのホエザル

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b0132475_20325626.jpg 中米ベリーズは、国土面積が日本の四国より少し大きい程度の小さな国ですが、一方で人口は約36万人と少なく、人口密度が極端に低いのです。その原因は私が思うに、国土全体が平坦で標高が低く、そのため雨期ともなれば多くの土地が湿地になってしまうからです。
 人は少なく湿地が多のは、自然を保存するには好都合で、よってベリーズには今でも多くの自然が残されています。
 ベリーズ最大の都市から車で30分ほどの所にある1件のリゾートホテルは、この国最大の川の中流のほとりにあり、その両岸は深い森になっています。むろんホテル内の敷地にも多くの木が繁り、そこへ多くの野鳥たちが訪れます。
 その野鳥に交じって、今日の写真のユカタンブラックホーラーモンキー(日本名ホエザル)も訪れ、観光客を楽しませてくれます。ホテル側をはじめ現地の人々は全く餌付けをしていませんが、彼らは人を怖がることなく、とてもフレンドリーです。
 近頃は日本でもサルは身近な存在になってきていますが、ここまでの信頼関係はできていません。もっとも、ホーラーモンキーは人の作った作物に被害を与えるようなことは全くなく、常に自然の葉を食用していますが。

b0132475_20321514.jpg カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離180mm、35ミリ版換算270mm、ISO 400、F5.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。


by yagyu-toubei | 2017-04-08 20:38 | | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 08日

自宅近くに狐登場

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b0132475_2031311.jpg 先日の6日。岐阜市郊外にある自宅の、近所のいつもの散歩コースに出かけました。出たのは午前9時ころでした。
 いつもどおり川面にカモたちを探し、その後両側に藪のある小道ではカシラダカや雀たちを見かけますが、彼らの警戒心が強いことと、藪の枝が邪魔して満足な写真が取れません。
 川原にある大きな木には、期待したイカルやシメの姿はなく、トビは上空を舞うのですが、写真になるほど近くには来てくれませんでした。鳥たちをうまく撮れるチャンスがあるのは、10回の散歩で2、3回くらいですから、これがいつものことと思いながら柿畑を抜け、田んぼの見える坂道を登り始めたときでした。
 遠くに茶色の犬のような動物が見えました。それが狐だと気づくのに時間はかかりませんでした。というのも、私が小学校の頃、ここからもう少し山間部に入った所で狐を見た経験があり、そのとき見た姿と全く同じだったからです。
 早速写真を撮りながらファインダーで狐を追っていると、狐は10mほど進んで振り返り私のほうを見ます。それを何度も繰り返しながら、ついに近くの森の中に消えました。
 この狐を見た場所は、下の小さな写真にあるとおり、一面が田んぼで、画面左側には、大きな農場のほとんど手入れされていない広い森があり、右側には柿畑が広がっています。そして、正面に見える竹林の向こうは根尾川がありますから、たぶん左側にある森の中がこの狐の住処だと思います。
 自宅周辺は自然豊かで、ハクビシン、猪、鹿、猿など、野生動物がたくさんいますが、まさか狐に出会うとは思っても見ませんでした。元気に生きて欲しいですね。

b0132475_20321333.jpg カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2017-01-08 20:40 | | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 24日

グアバを食べるリス

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b0132475_19384736.jpg 中米コスタリカの首都サンホセに住んでいたころの自宅の場所は、かつては高級住宅地だったと思われる、ダウンタウンに近い住宅地で、通勤や買い物に便利な場所でした。
 その自宅近くに空き地の様な緑地があり、そこには建物が建つ様子もなかったことから、多分公園として利用されているのだろうと思っていました。でも普段から訪れる人はなく、公園と呼ぶには少し寂しい場所でした。
 その緑地には樹木が少なく、草地の多いオープンなスペースがほとんどでしたが、時には街中では見られないような野鳥が来ることもあり、それを見たさに休日にはいつも訪れていました。
 緑地敷地中ほどの小川のそばに、2本のグアバの木があり、時期になるとたくさんの実を付けます。ある時その実を食べに野生のリスが来ることを知りました。
 今日の写真は、そのグアバの実を食べるリスを捉えた一枚です。グアバは日本でなじみのない果物ですが、熟れた実のおいしさは、総ての果物中一二を争うほどだと思っています。
 下の小さな写真は、自宅と緑地との間の道路で見かけた野生のハトです。コスタリカではたくさんの種類の野生のハトを見ることができます。

b0132475_19392873.jpg カメラはSony α700に、レンズはSigma AF70-300mm DG Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離210mm、35ミリ版換算315mm、ISO400、F8.0、1/50sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2016-11-24 19:44 | | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 02日

割と身近なクモザル

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b0132475_8331757.jpg 今年の干支はサルということで、2016年元旦の年賀状に続いての写真の題材はサルにしました。
 この中米B国には幾種類かのサルが生息しており、これまでに2種の野生猿を見ています。一つはごく一般的に道路端などで見ることができるクロホエザル、そしてもう一つが今日の写真のクモザルです。英語でスパイダーモンキー。
 クロホエザルに比べると、このクモザルを見る機会はぐっと減り、多分数が少ないのでしょう、生息場所を知らない限り通常で見ることは難しいかと思います。
 写真のクモザルは、この国唯一の動物園で飼われている1匹ですが、彼らは檻の中にいるのではなく、電気柵の中にいます。ですから彼らを金網越しでなく、じかに見ることができ、その距離も随分近いのです。
 クロホエザルもクモザルの仲間だそうですが、彼らは非常に強力で長いしっぽを持っており、それを第5の手足のごとく使い、樹上で自由に動き回ります。駆られを見ていると、私もあのしっぽが欲しいと痛切に思います。尻尾が短くなったりなくなるのは機能的に退化だと思うのですがいかがでしょうか。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2016-01-02 08:38 | | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 12日

コヨーテ

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b0132475_13151058.jpg今日の写真は、この中米B 国の唯一の動物園で飼われている日本のキツネの仲間、この国ではコヨーテと呼ばれ、アフリカではジャッカルの仲間だと思います。
 ケニアでジャッカルを何度も見、その中でジャッカルがインパラの子供を追いかけている場面に遭遇しましたが、そのアフリカのジャッカルはこの写真に非常によく似ていますから、多分このコヨーテもこの国に住むシカの子供を追いかけているのでしょうね。
 でも近年の、人間の開発によるジャングルの縮小で住む場所が狭くなり、森の中だけでは暮らせなくなりつつあります。そうすると彼らは人間の住む領域に入り込むことになり、道路で交通事故に会い易くなります。彼らにとっては人間は本当に災難ですね。
 それにしてもこのコヨーテ、とてもかわいらしい小型犬に見えます。現代の犬の、どの種類に最も近いのでしょうか。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2015-07-12 13:19 | | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 04日

森の王者 ジャガー

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b0132475_11463577.jpg 今日の写真は、この中米B国で唯一の動物園で飼われているジャガーです。この動物園の特徴は、まず総ての動物はこの国に生息している種類で外国から来た動物はいません。
 そして、飼われている動物総てが、何らかの理由で野生での生活ができなくなった個体なのです。この今日のジャガーは小さい時から人間に飼われ、野生を知りません。
 肉食獣は生まれて育つ段階で、親から狩りの仕方を教わります。例えば想像ですが、獲物にはできる限り近付くこと、忍び足で決して音を立てないこと、風下から狙うことなどでしょう。それに地形に関しては草の中に潜むとか、木の上から見張るとか、それぞれの場所で襲うための方法があるのでしょう。
 更には襲った時の獲物の反応も経験から覚えてゆくものなのでしょう。こういった狩るための教育を受けずに育った個体は、野生の世界で生きてゆくために、致命的な欠点になるのではないでしょうか。
 それに、人間に慣れてしまった猛獣が野に放され、さまよった挙句に人間に近づけば、事情を知らない人間は防衛のためにこのジャガーを狩るかもしれません。
 餌を得られず、人間にも近づけない、人間に育てられた猛獣は野生で生きることはできません。彼は一生をこの檻の中で過ごすことになるのでしょう。彼にとってそれが苦痛でなければいいのですが。
 それにしても、人間に育てられたとはいえ、威厳を備えたその美しい姿は、かつてマヤの人たちからあがめられ、恐れられた森の王者である風格が十分感じられます。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換270mm、ISO800、F5.6、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

by yagyu-toubei | 2015-07-04 11:52 | | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 01日

見つめるスパイダーモンキー

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b0132475_6562687.gif この中米B国の唯一の動物園に、スパイダーモンキーという、手足と尻尾の非常に長いサルが数頭飼われています。
 サルたちのオリは通常の鉄製ネットの囲いと共に、電気が流れている電線が設置されています。サルの運動能力と知能が非常に高いことから、これくらいにしないと逃げてしまうのでしょう。
 でもその囲いの中は広く、全くの自然の森の状態にされており、サルたちは野生での生活とそれほど変わらない快適な環境の中で暮らしています。
 先日このサルを見学に訪れた際、あるサルが、自身の尻尾を枝に巻きつけ、その尻尾だけでブランコのように体を揺らしていました。尻尾は非常に長いですから、体は小さな振り子のようにちょこちょこと揺れるのではなく、大型の柱時計の振り子のごとく大きく振られていました。そのとき、彼らの尻尾の強靭さに驚くとともに、機能として彼らは5本の手足を持っているようなものですから、その便利さをうらやましく思ったものです。
 このサルたちは、囲いの外に人間を見かけると、今日の写真のように好奇心に満ちた目でじっとこちらのを見つめます。他の動物はこんな風に長く我々に焦点を合わせて見つめることはありません。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2015-02-01 07:02 | | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 18日

庭木の上のクロホエザル

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b0132475_10394758.jpg この中米B国の、最大の都市の郊外には週末によく出かけるのですが、その辺りにある自宅から最も近いリゾートホテルの隣の、民家の庭木の上にクロホエザルを見つけました。
 この周辺には人家が多いのですが、それぞれの屋敷が広いことから敷地内には多くの庭木というか、ジャングル然として木が生えています。
 クロホエザルは今日の写真の大人と、3匹ほどの子ザルを見かけましたが、あちこちで枝が揺れていたことから周辺にはたくさんのサルたちがいたと思われます。
 その親ザルと思わる一匹を撮りましたが、後でその写真を眺めてみると、その表情に憂いが現れているように見えます。サルはある程度の喜怒哀楽の感情を持っているのでしょうね。でも未だにクロホエサルが笑ったり泣いたりしているところは見ていませんが。
 下の小さな写真も同じ個体の一枚です。目をつむっているのにその顔に表情が見えるような気がします。表情があるということは知性があるということですよね。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-11-18 10:43 | | Trackback | Comments(0)