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カテゴリ:鳥( 1343 )


2019年 06月 15日

ベリーズ 川岸の Black-throated Green Warbler(ブラックスローテッド グリーン ワーブラー)

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 中米の国ベリーズの最大の都市であるベリーズシティから、西に車で30分ほど走ると、この国最大の河川ベリーズ川を渡る橋に着きます。
b0132475_09565626.jpg ベリーズ川の両岸は、うっそうとした密林で、長年人の手が入っていないよう見えます。それは多分、雨期には増水して水に浸かるし、乾期になって川の水の水位が下がっても、土地はぬかるんだ湿地に様な状態になっていることから、人は容易に入っていけないからだと思います。
 そんな川の両岸の様子を眺めることができるのは水上の船か、川を横切る橋の上からしかありません。
b0132475_09570870.jpg ベリーズでは野鳥の種類や数が多く、どこでもよく見られるのですが、やはり樹木がより多いジャングル然とした場所でその機会は多いように思います。それに他では出会わないような珍しい種類にも逢うことができます。
 今日の写真は、ベリーズ川を横切る橋のたもとで撮ったもので、1、2枚目が Black-throated Green Warbler(ブラックスローテッド グリーン ワーブラー)です。この鳥、普段では見かけない種類です。
b0132475_09572055.jpg 3枚目が、橋近くの道路の電線に停まっていた、全長が41㎝にもなるこの国最大のカワセミで、その大きさは日本のカラスを思わせるほどです。
 そして4枚目は、ベリーズ川の岸の、橋の近くにある大きな樹の上で休むグリーンイグアナのオスで、このトカゲはベリーズ全土で見ることができるのですが、この大きな樹の上では何十匹というイグアナたちが群れているのです。
 全長が2mを超すような大型のトカゲが群れている様は一見の価値があるのですが、残念ながら多くの観光客はこれに気づかずに通り過ぎてしまいます。何とももったいないですね。

b0132475_09574431.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/250sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。  

by yagyu-toubei | 2019-06-15 10:00 | | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 09日

ベリーズ 人を怖がらない Vermilion Flycatcher(バーミリオン フライキャッチャー)

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 中米のベリーズは熱帯地方に位置していますから、日本では見られない種類の野鳥が多く生息しています。
 今日の写真の鳥は Vermilion Flycatcher(バーミリオン フライキャッチャー)で、ベリーズ全土で見られるごく一般的な種類です。
b0132475_21372420.jpg この鳥は他のベリーズに住む鳥と同じく、あまり人を怖がらないのですが、その中でも特に人に対する警戒心が低いのには驚くばかりです。
 彼らが巣作りをする場所は、人が行き来する道端の塀の杭や庭木などで、それも常に、大人であれば手が届く高さなのです。ある時など、ホテルの入り口横に置いてある、人の背の高さほどもない鉢植えの木の中にあるのを見かけたときには本当に驚きました。
 なぜ彼らはそこまで人を警戒しないのか、いやむしろ、どうしてそこまで人を信頼できるのか、本当に不思議に思います。
b0132475_21373302.jpg このフライキャッチャーのメスは1枚目の写真の通り、特に目立つ体色ではありませんが、オスは2枚目の写真の通り、世界中の野鳥の中でも最も鮮やかと思われる赤色の羽毛の持ち主で、美しい鳥です。
 3枚目の写真は、フライキャッチャーの巣のあった近くで見かけたバシリスクで、世界で唯一と思われる水の上を走るトカゲです。彼らには色々な体色の個体があり、それは背景に合わせた保護色になっていると思われます。

b0132475_21381691.jpg 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2019-06-09 21:40 | | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 08日

日本 散歩道のシメやイカルなど

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 岐阜市近郊にある自宅は、平野部から山間部に入る境目にあたり、土地の形状は、低い山に挟まれた中央を根尾川が流れ、その両側に農地が広がり、所々に集落があります。
b0132475_22030819.jpg こういった場所は、野生動物の平野部に多く生息する種類と、山間部に生息する種類の両方が見られる場所ではないかと思います。例えば、平野部ではオオルリは見られませんが、山間部でムクドリを見ることは稀です。でも自宅周辺ではこの2勝類が見られるのです。
 今日の写真は、今年1月の初めに自宅周辺で、日課にしている散歩の際に見かけた野鳥たちです。
b0132475_22024721.jpg 1枚目、2枚目のシメはこの辺りでよく見かける種類ですが、山間部に入るとその機会は少なくなっていきます。
 3枚目のイカルは自宅周辺に非常に多い種類ですが、山間部を奥に入るほどその数は少なくなるような気がします。
 自宅周辺では冬に大きな群れを作り、その数は優に100羽を越え、農耕地の上空を大群で飛び回ります。
b0132475_22033586.jpg 4枚目はアカゲラで、この冬にたくさん見かけました。自宅周辺で数が増えたのではなく、私が彼らを見つけるコツを掴んだことが大きく影響しているのだと思います。それにしても冬の間は毎日のように見かけることができました。
 どこであっても野鳥が多く住む土地は魅力的だと思います。

b0132475_22022963.jpg 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 7.1、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2019-06-08 22:05 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 29日

コスタリカ 世界一美しい鳥ケツァールに出会える場所

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 ケツァールと言えば、鳥付きの間では世界一美しい鳥として垂涎の的だと思いますが、希少性が高く、幻の鳥とも言われているようです。でもそれは正確ではありません。
b0132475_20292694.jpg ケツァールは中米の山間部に生息しているのですが、中米は世界でも治安の悪く、観光客が気軽に訪れることができない場所が多いため、出会う機会が限られているのが現状です。
 その点コスタリカは中米の中では比較的治安が良く、世界でエコツーリズムの国として知られているように観光開発が盛んにおこなわれています。
 中でもコスタリカの首都であるサンホセから、車で1.5時間ほどの距離にあるサベグレ谷は、ケツァールに出会える場所として有名で、世界中から観光局が集まる観光スポットになっています。
b0132475_20293539.jpg この谷は住民が観光の目玉であるケツァールを保護し、数を増やすことに力を入れており、その成果が表れている場所でもあるのです。
 ですから一年を通じて、この谷を訪れ、この地をよく知っている地元のガイドを雇えば、ほぼ確実にケツァールに出会うことができるのです。
 でもせっかく世界一美しいといわれるケツァールに出会うなら、オスの尾羽が最も伸びる12月頃が良いかもしれません。ただその時はホテルの予約が難しくなりますから、行動はお早めに。
 私の経験から、サベグレ谷でお勧めのホテルはサベグレロッジ(サベグレホテル)で、施設、食事、接客が最高です。
 ケツァール、鳥好きなら一度は見ておきたい鳥だと思います。

b0132475_20285735.jpg 使用機材のカメラは Sony α550、レンズは Sigma 70-300mm F4-5.6 DG APO MACRO。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算345mm、ISO 1,600、F8.0、1/50sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。

by yagyu-toubei | 2019-05-29 20:31 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 27日

ベリーズ 街道沿いの野鳥たち

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 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティは人口が10万人に満たないほどですから、車で郊外に向けて走るとすぐに人家が少なくなり、どこまでも続く地平線に緑の草原と樹木しか見えなくなります。
b0132475_20551871.jpg 道路脇には様々な樹木が、密度はどちらかと言えばまばらに生えており、それらの中には春になると日本の桜のようなピンク色の花をつけるポウイや、時期になるとたわわに実り、その実が道路端で8個50円で売られるマンゴの木、そして長い期間赤い花をつける火炎樹などがあります。
 そんな郊外の道路脇の樹木を注意深く見て行くと、一年を通じて日本などよりはるかに高い確率で様々な野鳥に出会うことができます。
b0132475_20552694.jpg 今日の写真は、ベリーズシティから西の方向に車で30分ほど走った街道沿いで見かけた鳥たちで、1枚目が白い体に名前の通りマスクをつけたような Maskede Tityra(マスクド ティタイラ)で、キツツキが電柱に彫った巣穴に興味を示していました。
 2枚目が、その興味を持たれた巣穴の主のエイコーン ウッドペッカーという名のキツツキで、彼らはなぜか電柱に巣穴を彫ります。私は電柱以外に彼らの巣穴を見たことがありません。ところでこの上記2種はベリーズシティの街中では見られません。
b0132475_20553735.jpg 3枚目が言うまでもないインコの仲間で、街中にも多く生息している、この国で最も一般的な種類であるオリーブスローテッド パラキートです。 4枚目は良く見かける鳥ですが似ている種類が多く、名前が特定できないでいます。
 このように、道路端でも多くの種類を見ることができるこの国は、鳥好きにはたまらない野生の王国と言えそうです。

b0132475_20544980.jpg 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2019-05-27 20:57 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 25日

ベリーズ クルックドツリー野生生物保護区で出会うカワセミなど

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 中米の国ベリーズの、この国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。ここはこの国で2つあるうちの一つの、世界ラムサール条約に登録されている自然保護区になっています。
b0132475_20471161.jpg ということは、ここは水場を中心に生息する野鳥たちの楽園で、一年を通じて様々な野鳥をたくさん見ることができるのですが、特に乾期の湖の水位が下がる時期には、国境を越えて周辺からたくさんの水鳥たちが訪れ、素晴らしい大自然の景観を見ることができます。
 しかしその時期を見逃したとしても、湖周辺には沢山の野鳥が生息していますから、鳥好きの人にとっては訪問するだけの価値があると思います。ただし、湖が長雨で洪水の時期は野鳥を見る機会が限られてしまいますから、訪問を避けた方が賢明です。
b0132475_20471834.jpg 今日の写真はいずれも2月に湖周辺で見かけた鳥たちで、1枚目が日本の小型のカラスほどの大きさの Ringed Kingfisher(リングド キングフィッシャー)。全長が41cmあり、この国最大のカワセミで、とても大きな魚を捕まえます。
 2枚目がこの国で最もポピュラーなハチドリで、この保護区ではこの種類を含め、数種類のハチドリに毎回、間違いなく出会うことができます。
b0132475_20472741.jpg 3枚目はツバメですが、いつもよく見かけるかわいらしいマングローブ スワローではありません。
 4枚目が、鮮やかなオレンジ色がきれいなボルチモア オリオールで、この鳥も湖畔のホテルに設置してある餌台に行けば、ほぼ間違いなく出会うことができます。
 この生物保護区は鳥好きにはたまらない野鳥天国ということができます。

b0132475_20463898.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,600sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。

by yagyu-toubei | 2019-05-25 20:49 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 24日

ベリーズ 蜜を吸う Hooded Oriole(フーデッド オリオール)

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 日本に生息する花の蜜を吸う鳥は、岐阜市近郊の自宅の周辺では、私の知る限りメジロとヒヨドリで、春の桜の時期にはくちばしを花粉で黄色にした彼らに出会うことができます。この他にはどうやらスズメも蜜を吸うようです。
b0132475_21273882.jpg 一方コスタリカやベリーズのような熱帯地方の国では、一年中花が咲いていることから蜜が豊富にあり、密を主食や副食にしている鳥たちがたくさんおり、その代表的な種類がハチドリで、彼らはくちばしの形からして密しか食べていないのではないでしょうか。
 そのほかに蜜を食べる代表的な種類が今日の写真の Hooded Oriole(フーデッド オリオール)で、鮮やかなオレンジ色が目立つ美しい鳥です。
b0132475_21274698.jpg この鳥を見つけるのはそれほど難しくなく、花が咲き乱れている場所に行ってしばらくじっと待っていると、ほどなくして大抵現れます。
 そんな時は、運が良ければこの鳥だけでなく、キツツキやインコなど様々な鳥たちが集まり、盛んに蜜を吸ったり花そのものを食べたりする様子が見られます。
 そんな中でもこのオリオールは熱帯の花の中にあっても、鮮やかなオレンジ色でひときわ目立つ存在となっています。

b0132475_21270825.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/500sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。  

by yagyu-toubei | 2019-05-24 21:29 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 23日

ベリーズ どこでも見られる野鳥たち

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 中米の国ベリーズ住んでいた頃、週末はベリーズの豊かな自然に触れようと車であちこち出かけました。
 最もよく訪れたのはこの国唯一の動物園ベリーズズーや、自宅から最も近いマヤ遺跡のアルツンハ、そしてラムサール条約に登録されているクルックドツリー野生生物保護区でした。
b0132475_19412859.jpg これらはいずれの場所も自宅から車で1時間と程よい距離にあって行きやすく、またいつ訪れても新たな発見のある興味深い場所でした。
 これらどの場所でもたくさんの野鳥を見かけるのですが、どの種類も日本ではなじみのない鳥ばかりで、そればかりか日本では当たり前のカラスやトビなどはおらず、それに似たような種類も見当たりません。日本と中米は距離的に遠く、また気候も違うのですが、私はこれが不思議に思えるのです。
b0132475_19414826.jpg 今日の写真の鳥たちは、大きな湖のあるクルックドツリー野生生物保護区で見かけたもので、これらはこの国では郊外でごく普通に日常生活の中で見ることができる種類です。
 1,2枚目が、変わった形のくちばしを持つ Groove-billed Ani(グルーブビルド アニ)ですが、日本でこれに相当する種類は思い当たりません。
b0132475_19420595.jpg 3枚目が Brown Jay(ブラウン ジェイ)で、森の中でジェイジェイと騒がしく鳴くことから、あえて言うならば日本のカケスに近い存在でしょうか。
 4枚目は、花の蜜も好物なオーチャード オリオールで、ボルチモア オリオールにそっくりですが色が違い、こちらはより地味な茶色をしています。これも日本では思い当たる種類がありません。
b0132475_19404197.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。   

by yagyu-toubei | 2019-05-23 19:44 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 18日

ベリーズ 道路端の Roadside Hawk(ロードサイド ホーク)

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 通常野生の猛禽類は人間に対して警戒心が強いのが普通ですが、今日の写真の Roadside Hawk(ロードサイド ホーク)はその例に当てはまらず、やはりベリーズでよく見かけるバットファルコンと並んであまり人を怖がりません。
b0132475_22444733.jpg この2種は人間の生活圏に近い場所で暮らしており、中米ベリーズの日常の生活の中で見かけることができます。
 ロードサイドフォークを見かけるのは大抵その名の通り、電線の上など道路の近くで、ベリーズ最大の都市であるベリーズシティの郊外を車で走ると、ほぼ毎回と言っていいほど目にすることができます。
b0132475_22450969.jpg また郊外の集落を歩いている時など、その周辺で最も高い木の天辺で鋭く鳴いている姿が見られます。
 大きさは日本のハイタカよりやや大きい感じですが、目つきは精悍なオオタカに比べて少しおとなしいような気がします。時々自分よりもだいぶ小さな体格の鳥に追われていることがあり、少し情けない部分もあります。
b0132475_22452447.jpg ハイタカの胸は白っぽく、そこにある横の縞模様が美しい鳥ですが、このロードサイドホークも茶色の目立つやはり美しい縞模様をしています。
 写真の撮影場所は、ベリーズシティ郊外の道路脇でした。

b0132475_22463881.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。  
 

by yagyu-toubei | 2019-05-18 22:50 | | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 14日

ベリーズ ハチドリの掟破り

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 先日今年5月12日のこのブログで、中米の国ベリーズにおいて、チューリップフラワーに集まるハチドリの写真をご紹介しましたが、今日はその続きです。
 ハチドリは花の蜜を吸って生きていますから、くちばしは蜜を吸いやすいように発達しており、それはまるで長いストローのような形状をしています。
b0132475_20151164.jpg その長いくちばしでもって花の奥にくちばしを差し込み、深い所にたまっている蜜を吸うのですが、花の種類は非常に多く、また形や大きさがそれぞれ違います。
 ハチドリに種類が多いのは、それぞれの花の形状に合わせて蜜を吸いやすいようにハチドリが分岐し発達したと考えられます。中にはクチバシがとても長く、大きく曲がった種類がみられますから、まさに花に合わせてそうなったと思えるのです。
 花とハチドリの関係は、ミツバチとのそれと同じく、ハチドリは花から蜜をもらう代わりに彼らの受粉に貢献しています。こうして花とハチドリの持ちつ持たれつの関係ができあがっているのです。
b0132475_20153125.jpg しかしそれは花に合わせて様々な形のクチバシを発達させたハチドリたちが、おしべめしべに触りながら蜜を吸うことで成り立つのですが、今日の写真はその掟破りの場面を捉えています。
 写真の Rufus-tailed Hummingbird(ラフォステイルド ハミングバード)は、彼のくちばしの長さではこのチューリップフラワーの深い所にある密には届きません。そこで彼は花の根元近くに穴をあけ、そこからくちばしを差し込み蜜を吸っているのです。
b0132475_20154229.jpg ハチドリたちは自身のくちばしを、一年中咲いている訳でない総ての花の形状に合わせるわけにはいきませんから、時にはこうして掟破りをして密をいただいているのです。
 チューリップフラワーにしてみれば、これでは何のメリットもなさそうですが、複雑な自然ですから、きっとどこかで何らかの見返りを得ているに違いないことでしょう。
 4枚目の写真は、ハチドリ以外の鳥もこの花にやって来た場面で、彼もやはり花の蜜を吸います。

b0132475_20161055.jpg 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F9.0、1/1,600sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。

by yagyu-toubei | 2019-05-14 20:18 | | Trackback | Comments(0)