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遺跡と落ち葉

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 日本の秋は、山野が紅葉して色付くことで、とてもフォトジェニックな季節ですが、それと同じくらいに暑い夏が過ぎ、カメラを持って外に出ることが苦でなくなることも写欲が沸く要因だと思います。汗を沢山かく時に、あまり高価なカメラを持ち歩きたくありませんから。
 この南の島国セントルシアでは、一年中ほぼ真夏みたいですから、その意味では写欲は減退するのですが、でも、待っても秋は訪れませんから、暑い中をカメラを持ち歩くこととなります。幸い、この南の島は、赤道近くとはいえ、北半球にあるおかげで、北半球の冬の季節は、幾分暑さが和らぎます。でも、昼間の直射日光は相変わらず肌を刺しますが。
 この島でも、乾季になると日本の秋のように、多くの木々が葉を落とします。その落ちた葉の上を歩く時に、乾いた葉が踏まれて音を出しますが、それが正に日本の秋を連想させます。
 今日の写真は、一部に緑の葉が残っていますが、周りの木の葉が落ち、まるで秋のような風情です。ジャングルのように緑の濃いピジョン公園が様変わりする季節です。
 遺跡と落ち葉は似合うと思いませんか。お互いに終末の時期を迎えているからでしょうか。
 カメラはOlympus E500。さすがにコンパクトとは一味違う描写力です。
by yagyu-toubei | 2008-11-08 11:19 | セントルシア | Trackback | Comments(0)

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