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バオバブ

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 ケニアはアフリカの東海岸にあり、インド洋に面しています。北はエチオピア、南はタンザニアです。国は北部の砂漠化が進んでいる乾燥地帯。ここでは現在、植物の育つ土壌が砂漠に飲み込まれ、一面の砂色の世界に変わりつつあります。
 アフリカで、キリマンジャロ山に次いで高い、5000mのケニア山を中心とした、肥沃な土壌を利用した、農業の盛んなセントラル。ケニア山のおかげで雨が多く、緑の多い人口密度も高い地方です。そのセントラルからインド洋に向けての広大な土地がサバンナと呼ばれる草原地帯です。実に雄大な景色を見ることができます。そのサバンナが終わる海岸地域をコーストと呼んでいます。この海岸地域はサンゴ礁の美しい世界有数の観光地となっています。
 今日の写真は、その海岸地方へクリスマス休暇を利用して訪れた、ホテルの庭で撮影したものです。背景に写っているのは海岸地方特有のバオバブの木です。子供たちと比べればその巨大さを理解いただけると思いますが、このような大木があちこちにあります。また、この木はファンタジーの世界で見るような、とても特異な形をしており、それだけでも絵になる木なのです。
 カメラはCanon EOS100。今では全く出番がありません。
by yagyu-toubei | 2008-10-31 10:16 | アフリカ | Trackback | Comments(0)

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写真展示とカメラにまつわるお話


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