片目の日本カナヘビ
2008年 08月 15日
久しぶりの一時帰国が終盤の頃に、自宅の庭に住み着いている2匹の日本カナヘビの、頭に傷を持つ方をカメラに収めました。かなり近づいても恐れる様子も無く、平然とモデルになってくれたのはいつもどおりですが、その時は元気ががなさそうな感じでした。撮った写真を確認してみると、どの写真でも右目を閉じているのですが、その目から出血しているように見えます。外敵と戦ったのか、或いはもう一方のカナヘビと争い、怪我をしたのでしょうか。
それにもう一つ気付くのは、胴体がいつもより太く見えます。特に下腹部が太く、まるで妊娠しているかのようです。もしそうだとしたら、怪我した目で子育ては大変だろうと思います。カナヘビは我々にとって特に害は無く、むしろ虫を取ってくれますからありがたい存在です。それに、余り人間を恐れないことから親しみがわきます。同じ我が家の庭に居る動物、例えば蛙や蜘蛛よりも親近感を覚えます。来年帰る時まで元気にしていてくれるのを祈るばかりです。
カメラはPanasonic Lumix LZ2。いつものコメントどおりですが、素晴らしい描写です。特に背中のうろこは質感までも写しとめ見事です。