フォレスティエの大木
2008年 05月 18日
この国の森林局が運営する7つのトレールのうち、首都から比較的近いフォレスティエというトレールコースは、前半の行程がほとんどフラットで、登ったり下ったりが無いため、極めて楽なコースです。よってトレールガイドや森林局職員の間ではアメリカ人向けコースと呼んでいるそうです。総じてアメリカ人観光客は他国の人に比べて、起伏のある山歩きは好きでないようです。ガイドいわく、トレールコースを案内する時、真っ先に音を上げたり、引き返そうと言い出すのはアメリカ人だそうです。
このフォレスティエトレールコースは、先程の説明のとおり、前半はまったくフラットな行程ですが、半ばから500段以上の階段を登らなくてはなりません。この階段がかなりきつい傾斜で、結構な体力が必要です。この厳しい階段をアメリカ人が登るのかと思いきや、通常アメリカ人は前半だけで、引き返し、この階段は登らないそうです。これでこのコースがアメリカ人観光客向けというのが納得です。
その前半のコースの最終地点に今日の写真の木があります。中央に人が立っていることから、その大きさが確認できるかと思います。すごいですね、この大きさ。いったい何年経っているのでしょうか。これをガイドに聞くのを忘れたのが残念です。
カメラはPanasonic Lumix FX1。この撮影場所は森林の中ですから相当に暗いのですが、手振れ補正のおかげで、何とかぶれずに撮れています。撮影データは、絞りは開放(F2.8)で、シャッタースピードは1/10でした。