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日本 冬のサンショウクイ

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 2022年11月30日の今日、昨日の雨が上がり青空がのぞく中、自宅近くの文殊の森公園に出かけました。いつも通り文殊山頂上を目指して歩いていると登山道わきに野鳥を発見しました。シジュウカラとメジロが見えました。その間に少し大きな鳥が眼前を横切りました。その鳥が先の枝で停まったところでカメラを向け撮ったのがこの写真です。サンショウクイだと思いますが何か少し雰囲気の違いがひっかかります。それに今は、明日は12月になろうという冬といえる時期で、夏鳥は総て南に帰ったはずです。手元の図鑑でもサンショウクイが見られるのは4月から9月とあります。
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 家に帰ってから図鑑で調べたところ、サンショウクイの顔は額の部分の白色が広がっているはずですが、この写真で見る限りはそうなっていません。それに目の下の黒い部分が多すぎます。これは幼鳥なのでしょうか、でももう冬になるのに幼鳥が日本に残っているのもおかしな話です。この鳥は何でしょうか、どなたかご存じの方がみえましたら教えてください。
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 3枚目は文殊山頂上につながる道から見た風景ですが、紅葉が終わりを迎えており枯れ葉が目立ってきました。冬の到来を間近に感じます。
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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

Commented by ほしたろう at 2022-12-08 18:06 x
最近、日本全国に範囲を拡大しているリュウキュウサンショウクイでは?
岐阜にも入ってきています。
Commented by オムライス at 2022-12-10 20:33 x
リュウキュウサンショウクイ と言います。
現在は 夏鳥のサンショウクイの別亜種となっていますが、来年には独立した種として リュウキュウサンショウクイ となる予定です。
1970年代には南九州以南に生息するとされていましたが、順次、北へ東へ生息範囲を広げており、2021年には関東地方まで広がっています。
リュウキュウサンショウクイは夏鳥のサンショウクイとは異なり、留鳥ないし漂鳥のような行動をとります。11月から3月頃までに見られるサンショウクイに似た種の多くはリュウキュウサンショウクイだと思います。
Commented by yagyu-toubei at 2022-12-13 20:21
> ほしたろうさん
コメントありがとうございます。これで疑問が解けてすっきりしました。
Commented by yagyu-toubei at 2022-12-13 20:24
> オムライスさん
とても詳しいコメントをありがとうございます。とても詳細な内容で驚きました。疑問が解けてすっきりしています。今はインターネットでこうして情報を共有できるのは本当にありがたいことです。
by yagyu-toubei | 2022-11-30 21:11 | | Trackback | Comments(4)

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