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ベリーズ 街道沿いの野鳥たち

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 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティは人口が10万人に満たないほどですから、車で郊外に向けて走るとすぐに人家が少なくなり、どこまでも続く地平線に緑の草原と樹木しか見えなくなります。
ベリーズ 街道沿いの野鳥たち_b0132475_20551871.jpg 道路脇には様々な樹木が、密度はどちらかと言えばまばらに生えており、それらの中には春になると日本の桜のようなピンク色の花をつけるポウイや、時期になるとたわわに実り、その実が道路端で8個50円で売られるマンゴの木、そして長い期間赤い花をつける火炎樹などがあります。
 そんな郊外の道路脇の樹木を注意深く見て行くと、一年を通じて日本などよりはるかに高い確率で様々な野鳥に出会うことができます。
ベリーズ 街道沿いの野鳥たち_b0132475_20552694.jpg 今日の写真は、ベリーズシティから西の方向に車で30分ほど走った街道沿いで見かけた鳥たちで、1枚目が白い体に名前の通りマスクをつけたような Maskede Tityra(マスクド ティタイラ)で、キツツキが電柱に彫った巣穴に興味を示していました。
 2枚目が、その興味を持たれた巣穴の主のエイコーン ウッドペッカーという名のキツツキで、彼らはなぜか電柱に巣穴を彫ります。私は電柱以外に彼らの巣穴を見たことがありません。ところでこの上記2種はベリーズシティの街中では見られません。
ベリーズ 街道沿いの野鳥たち_b0132475_20553735.jpg 3枚目が言うまでもないインコの仲間で、街中にも多く生息している、この国で最も一般的な種類であるオリーブスローテッド パラキートです。 4枚目は良く見かける鳥ですが似ている種類が多く、名前が特定できないでいます。
 このように、道路端でも多くの種類を見ることができるこの国は、鳥好きにはたまらない野生の王国と言えそうです。

ベリーズ 街道沿いの野鳥たち_b0132475_20544980.jpg 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2019-05-27 20:57 | | Trackback | Comments(0)

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