今日の写真は、中米ベリーズの国内最大、最長の川であり、河口はこの国最大の都市ベリーズシティとなるベリーズ川の中流域で、河口からおよそ25㎞程の所です。
この辺りはまだ人家がたくさんあるものの、川の両岸は濃い緑に覆われ、ジャングルを流れる川の雰囲気は十分にあります。またすぐ近くにリゾートホテルがあり、欧米からの観光客を見かけます。
この写真を撮った時点は乾季で水位は低いのですが、雨季になると、私の感覚では3m以上水かさが増し、両岸は冠水し、川幅がとても大きくなります。そしてその洪水は平地であることから2か月、3か月と長く続き、いつまでも引きません。
ある日ここで釣りをしていた地元の人に話を聞いたところ、この辺りでも水深は10m以上もあるそうです。また、ここでも川イルカを見ることがあるとのことでした。
下の小さな写真は、その地元の人がここで釣った魚で、日本では見かけない種類です。以前ベネズエラにいた頃に見た、高級淡水魚であるパボンに似ているような気がします。
その下の写真は、両岸に乾季の頃に咲く美しいピンクの花が満開でした。枝から下がっている黒いエンドウのさやのようなものは、黒いさやに入ったこの木の種です。
使用機材のカメラは Fujifilm Fine Pix F200 EXR。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.4mm、35ミリ版換算29mm、ISO 200、F9.0、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。