美しい二重橋
2016年 11月 18日
東京観光で皇居を訪れる人は多いと思いますが、皇居と言えば絶対にはずせないのが今日の写真にある二重橋、別名眼鏡橋。この有名な風景は良く、団体旅行の記念撮影の定番として撮られることはご承知かと思いますが、その撮影場所には3段ほどの踏み段が設けてあり、多人数での記念写真を容易にしてあります。
ところでこの二重橋、江戸城時代に既に作られていたのでしょうか。そうでないような気がしますが。
私の育った生家のある岐阜の田舎のある家庭では、座敷の鴨居にこの二重橋の写真が、その隣には太平洋戦争で亡くなったご家族の遺影が飾ってあったのを思い出しました。戦争を体験した人たちにとって、この二重橋は日本の象徴なのかもしれません。勿論そこには天皇家があることが重要なのですが。
私たちが訪れた日は良く晴れ渡り、記念撮影日和でしたが、残念ながら二重橋の片方が日陰になっており、水面の反射が不十分でした。でもその美しさと言うか、荘厳なたたずまいの、近代日本を代表する風景に見とれてしまいました。
それにここを訪れて驚いたのは、皇居敷地の広大さとその手入れの良さ、そして外国人観光客の多さでした。皇居は世界中で人気の観光地なのでしょうね。
カメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離12.8mm、35mm版換算の焦点距離63mm、ISO200、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。