緑の中のオレンジの蝶
2015年 07月 28日
この中米B国は、緑濃いジャングルと、国土の大半の標高が低いことから湿地の多い、いかにも動物がたくさん住みそうな自然環境となっています。
さらに良いことに、国土の広さに比べて人口が極端少ないことから、野生生物は多いと言えると思います。
この国最大の都市の自宅の周りで、アライグマや陸上の最大のヘビ、ボアも見かけました。それに路上では見たこともない野生動物がよく交通事故に会っているのを見かけます。
そんな環境ですが意外と、昆虫を見る機会は多いとは言えないような気がしますが、それとも、日本の夏のあの昆虫の多さが異常なのでしょうか。
日本の夏には様々なセミ、トンボ、カブトムシのような甲虫類など、本当に多彩です。それにチョウの種類も数え切れないほど見かけることができます。
今日の写真は、この国の郊外の緑深い場所で見かけた、オレンジ色が非常に目立つ中型の蝶です。鳥たちの獲物となるチョウが、こんなに目立っていいのかと心配するほど鮮やかです。
こちらでチョウを見かける機会は日本ほど多くはないのですが、しかしそれぞれが非常に個性的で、興味が沸きます。以前このブログでも紹介したことがあるのですが、中には枯葉に擬態した、珍しいタイプも見かけることができます。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F6.3、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。