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魅力的なレンズ Sigma AF70-300 Apo

魅力的なレンズ Sigma AF70-300 Apo_b0132475_8463641.jpg

魅力的なレンズ Sigma AF70-300 Apo_b0132475_8465454.jpg 私は子供の頃から鳥を見るのが好きでした。それは、生まれた場所が山間部で、常に周りに野鳥がいたことが大きな要因だと思います。
 その鳥好きが高じて、今ではお出かけの時はカメラを持ち歩き、そのボディには必ず望遠ズームレンズが付いています。いつ何時鳥が現れても、それを撮るための準備であり、決してその出会いを後悔しないためです。
 でも、そうそういつも鳥に出会える訳ではありませんから、300mmの単焦点レンズでは、他の被写体に対してあまりにも自由がききません。そこで、300mmを含むズームレンズを常時付けることにしているのです。
 そういった事情で手に入れた、今日の写真を撮ったこのレンズですが、撮ってみてその高性能さに驚きました。その描写力はズームレンズのレベルを超えており、特に解像力と発色、ボケは見事です。この性能でこの値段、超お買い得レンズであることは間違いありません。
 ただし、このレンズ、ズームレンジが70から300mmなのですが、素晴らしい描写力を見せるのはのは70から200mmの間で、それを超えると解像力が徐々に落ち、250mm、いや230mm以上は、個体差があるとは思いますが描写力が著しく低下し、まず使い物になりません。そのつもりで購入する必要があります。
 今日の写真は、中米コスタリカの首都からほど近いところにある、ランの栽培と展示で世界的に有名な植物園(ハルディン ボタニコ)の中で撮った一枚です。このレンズ、人の描写が本当に素晴らしく、ボケもズームレンズであることを感じさせません。立体感、臨場感も十分に表現できていると思います。
 下の小さな写真は園内にあるエアープラントですが、こちらも発色豊かに、植物らしく描写され、ピントも確かです。
 カメラはSony α700に、レンズはSigma AF70-300 Apo。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換150mm、ISO200、F4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2015-06-23 08:54 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)

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