ブッシュの中の Spot-breasted Wren(スポットブレステッド ウァレン)
2015年 05月 09日
近頃鳥を見る目が養われたのか、以前に比べて、これまで見たことのない鳥をよく見かけようになりました。鳥に関する関心が薄ければ、注意散漫というか、もともと鳥を探そうとする意識が低いいことから、見つけられるものも見つけられないということかもしれません。
近頃は、特に探鳥を意識しなくても、鳥の方から目に飛び込んでくるような気がします。空に舞っているハゲワシを見ても、その中に別の種類の鳥が混じっている場合は、それをすぐに見つけられるようになっているような気がします。先日も遠くを舞っているハゲワシの群れの中にブラックカラードホークを見つけました。
先週末に、このB国のバードウオッチングで最も有名な湖を訪れた際に、今日の写真の Spot-breasted Wren(スポットブレステッド ウァレン)を見かけました。、蟻のような虫を咥えています。
この鳥は、湖畔の低木が茂るブッシュの中を、美しい声でさえずりながら移動していたのですが、動きが早く、またブッシュの枝葉が邪魔をして、なかなかその姿を見つけることができませんでした。それでもそのさえずり主の正体を知りたく探していたのですが、ついにこの写真の通りその全体像を見ることができました。
初めて見る鳥です。いつもこんなふうにブッシュの中を移動しているのであれば、普段見かける機会はまずないと思いますから、この鳥に出会ったのは貴重な体験かもしれません。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。