浮き上がる花とチョウ
2014年 12月 25日
この中米B国は熱帯地方の国ですから常夏で、一年中いろいろな花が咲いています。ブーゲンビリアやハイビスカスのように休むことなく咲く花があれば、一年に数回、或いは一度しか咲かない花もあります。
日本の桜のように、木に咲く花の時期は3月頃で、その時は街道沿いや森の緑がピンク色や黄色に覆われ、国中がとても華やかになります。海外に住んでいてそういった風景を見ると、いつも日本の桜の時期を思い起こしてしまいます。桜はきっと日本人の心の拠りどころなのでしょうね。
今日の写真は、この国のバードウオッチングで最も有名な、クルックドツリー野生生物保護区の中にある村の道を歩いていた時に、道端に咲く雑草の花に来たチョウを捉えた一枚です。
花もチョウも珍しい種類ではないのですが、背景が遠かったせいで淡い色に綺麗にぼけ、花とチョウが単純な色の中で際立って見えます。こういった写真を見ると、自然の色の美しさに感銘を覚えます。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
この写真、ISO800でも粒子は全く荒れていません。