夕日の中を飛ぶ
2014年 11月 11日
この中米B国の、最大の都市の住宅街にある自宅のバルコニーから、陽が西に傾くころ、水鳥たちの群れが家路を急いで上空を通り過ぎるのを見ることができます。
今は一年で一番たくさんの鳥を見られる時期に当たることから、4時半から5時頃までにかけて、次から次へと群れが通過します。
ただ残念なことに、去年までは自宅近くを通過する群れが多かったのですが、今年はどういう加減か、かなり東側に離れて飛んでいきます。これはとても残念なことで、やはり鳥たちを大きく捕らえられれば、その分だけ間違いなく迫力が増します。それはまさに光の強さに似て、距離の二乗に比例するくらいに撮影距離は描写力に影響します。
さて今日の写真は、先週の日曜日にバルコニーから捉えてもので、距離は少し遠めでしたが、明るい日で背景に雲があることから、写真に臨場感が出ています。今日の写真は少し大きめにしてありますから、ぜひ大きくしてみてください。迫力です。
鳥たちの数がこれだけ通り過ぎても、その飛行は全くの無音ですが、彼らは翼を大きく漕ぎ、高速で一路ねぐらを目指しています。夕日に照らされた流線型の体が美しいですね。本当に自然は素晴らしいですね。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F9.0、1/1.250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。