アルツンハの不気味な沼
2014年 09月 06日
この中米B国の、最大の都市に最も近いマヤ遺跡は、アルツンハと呼ばれる複数のピラミッドのある公園です。公園は周辺の開発が進みつつあり、多くの木が切られていりますが、かろうじて周りは見かけだけでもジャングルに囲まれています。
この公園は、自宅から車で1時間弱と気軽に出かけられることから、週末にはよく訪れます。最初のころは遺跡を見るためと、日ごろの生活では体を動かさいなことから、運動不足を補うためにこれらの遺跡に登るのが目的でした。
しかしこの遺跡周辺で、都市部では見られない野鳥たちを見かけることができることに気付いてから、探鳥も大きな目的の一つとなっています。でも先日久し振りに出かけた公園は、樹木の葉が茂り探鳥が難しくなっていました。
今日の写真は、アルツンハ遺跡公園内の、ピラミッドのすぐ近くにある沼を背景にしています。この沼は雨季には水をたたえているのですが、乾季にはほとんど水がなくなるほどに干上がってしまいます。
周りには樹木に覆われて暗いことからか、水のある時期の沼の姿は水面が水草に覆われ、その下に大蛇か何か得体の知れない魔物が住むかのような、あまり近づきたくない雰囲気があります。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。撮影データは、35ミリ版換算90m、ISO400、F/5.6、1/160sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。