SONY α77Ⅱの試写結果 その2
2014年 09月 05日
今年の7月の一時帰国の際に、ソニーから発売された最新機種で、前モデルのα77の改良型であるα77Ⅱを入手しました。ネットなどの評判はよく、先代の弱点を克服しているとのことで、手に入れるのを楽しみにしていた機種です。
すでにこのブログで最初の印象を書いていますが、その後2か月間使ってみて、印象に変化がありましたのでお知らせします。
まず初めに訂正から入りますが、当初の試写の印象で画像が甘いのではと書き、その原因はピントが甘いのと解像力が低いのだと。しかしこれは誤解であることが分りました。画像が甘いと感じた原因は、手振れが原因ではないかと思っています。
さすがに2.4Mピクセルともなると、ほんのわずかな手振れが画像に影響するようで、望遠レンズの場合は特に手振れが増幅されてしまいます。よってISOを上げ、早い速度のシャッターを切れば素晴らしいが画像を得ることができます。
77Ⅱは高感度に強くなっていますからISO400は勿論、800も全く問題なく使ええるため、背景をぼかす必要がないのであればこれらの感度をお勧めします。先日ISO8,000で撮ってみましたが、それでも十分に実用になる画面には驚きました。使い勝手にはもう一工夫欲しいところですが、それはまた別の機会にします。
今日の写真は、岐阜県揖斐川町谷汲にある華厳寺の参道を背景にしています。こういった顔の明るさの難しい露出でも、顔認識機能がぴったりの露出を決めてくれます。EVFを使い始めるともうOVFに戻れません。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算105mm、ISO100、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。