もの想いにふけるトキコウたち
2014年 09月 02日
この中米B国の、バードウオッチングで有名なクルックドツリー野生生物保護区は、去年より5か月も遅い水鳥の大集団を迎えています。
去年の3月には、この湖は水鳥たちの大集団で覆われており、それを目当てに沢山の観光客が訪れていました。観光客たちはホテルの用意したツアーで、10人乗り程のボートに乗り込み、湖のあちこちを見て回ります。去年、そのボートが湖のあちこちに浮かんでいました。
しかし今年は例年になく、湖の最低水位の訪れが大幅に遅れたことから、水鳥たちの集団の訪れが8月にずれ込みました。このため、湖にはたくさんの鳥たちが乱舞しているにもかかわらず観光客の姿は見えません。誰もがこんなに大きく時期がずれると想像していなかったのでしょう。3月と8月では無理もありません。
今日の写真は、先週の土曜日に湖を訪れた際に撮った、湖の中ほどに集まったトキコウたちの集団です。湖ではこんな集団があちこちで見られました。下の小さな写真は、その一部をトリミングしたものです。彼らは湖で、皆で揃って、動かずじっと何か深く考え事をしていました。彼らを見ていると、どこか異次元の世界に迷い込んでしまいそうです。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO200、F9.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。