Collared Aracari (カラードアラカリ) のお気に入り場所
2014年 06月 22日
この中米B国の西側、グアテマラ国境沿いにはジャングルが広がっており、その豊かな自然はこの国の貴重な観光資源となっています。
この森には様々な動物が生息しており、なかでもそこに住む野鳥たちはバードウオッチャーたちの憧れであり、世界中特に欧米からの観光客を惹きつけています。
森の中に建つジャングルを売り物にした多くのホテルの敷地内には、大抵野鳥を惹きつけるための餌台が備えられており、客はホテルの食堂やテラスに居ながらにして、珍しい鳥たちを観察できるようになっています。
我々がその中の一つのホテルを訪れたのは、パパイヤの収穫時期で、餌台にはその果物が載っていました。これを好物とする鳥たちが入れ代わり立ち代わり現れるのですが、その中に今日の写真の Collared Aracari (カラードアラカリ)が3,4羽の集団で訪れていました。
彼らはパパイヤをつついた後、どの鳥たちもそうするように、嘴周りに付いた食べかすを何かにこすり付けて落とすのですが、そのためのお気に入りの位置が決まっているようです。
写真の枝がそういった場所のようで、その部分だけ皮がはがれ、つややかな木肌が露わになっていました。
この日は一日中あいにくの雨で、大分暗かったことから感度を800まで上げて撮影しました。
カメラはSony α55に、レンズはminolta AF100-300 Apo。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO800、F/7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。