身近な White-Collared Seedeater(ホワイトカラード シードイータ)
2014年 06月 16日
この中米B国の最大の都市の住宅街にある自宅周辺は、まだたくさんの自然が残っており、何種類もの野鳥を見ることができます。その中で最もポピュラーな鳥といえば日本のカラスを小型化したようなブラックバードで、日本語ではムクドリもどきと呼ぶそうです。この鳥は非常に向こうっ気が強く、自身の体格の何倍の大きさであろうと、餌が競合する鳥が目につけば徹底的に追い掛け回します。鳴き声は独特で面白いのですが、真っ黒い体であることもあり、あまり好きになれない鳥です。
その点今日の鳥 White-Collared Seedeater(ホワイトカラード シードイータ)は、多分ムクドリモドキに次ぐくらいに数が多く、どこでも見かけるごく一般的な鳥ですが、その愛らしい姿、綺麗なさえずりに好感が持てます。
この国の南の国境近くでは、日本の雀に体型や体色が良く似た鳥を見かけるのですが、私の住むこの辺りではなぜか全く見かけることはありません。
このシードイーター、あまりにもひどい英語名であることからそれを訳さず、普段スズメと呼んでいます。それは人の身近に住み、軒下などに巣をかける習性が日本の雀によく似ているからです。
大きな写真がメス、小さな写真の白黒の体色がオスで、どちらかというとメスのほうがかわいらしく見えます。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。