ヤシの葉と Hooded Oriole (フーディッドオリオール)
2014年 05月 10日
この中米のB国は、今が花の盛りであることから、その花を目指して鳥が集まりますから、バードウオッチングには一番よい季節です。花の咲いている木の下で静かに観察すれば、大抵はいく種類の鳥たちに出会うことができます。
さらにこの季節は花の蜜、その花に来る虫などの餌が豊富にあるからだと思うのですが、巣作りと子育ての季節でもあるようで、巣の材料となるヤシやバナナの木の、丈夫な葉の繊維などを集めているのを見かけます。
今日の写真の Hooded Oriole (フーデッドオリオール)はそのバナナやヤシの木が好きなようで、この写真のようにヤシの木で見かけることが非常に多いのです。たぶんヤシの木に付く虫が好物なのではないかと思います。
今日の写真は、ヤシの木の葉に停まったオリオールなのですが、小さな写真の通り下からでは葉が邪魔で姿が捉えられません。ところが強い風が吹くとヤシの葉が流され、一瞬ですが彼の上半身が現れますから、その風を待って撮った一枚です。
フーディッドオリオールの見事なオレンジ色が青い空と緑の葉に映え、大自然が見せる美しい瞬間だと思います。彼の鮮やかなオレンジ色を見た日は、とてもラッキーな気分になれるそんな鳥なのです。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。