夏の散歩道
2014年 03月 18日
近頃の日本のお天気、或いは世界的にそうかもしれないのですが、小さい頃に経験していた気候が変わりつつあり、近頃は夏が長くなっているような気がします。年を繰り返すたびに記録的な猛暑が起こり、それが10月まで続いたりします。地球の温暖化のせいでしょうか。
一方で冬が暖かくなったかといえば、そうでもないようで、強い寒波が襲来し、あちこちに大きな被害をもたらします。これは地球温暖化というより、むしろ一年の寒暖の差が激しくなっているのではないでしょうか。夏に暑く、冬が寒いのは本当に厳しいですね。
わたしたちが住む岐阜市郊外の自宅は、市内に比べて多少標高が高いせいでしょうか、それに周りに緑が多く、ヒートアイランド現象とは無縁であることから、昼の日なたはやはり暑いのですが、夜になるとぐっと気温が落ち、過ごしやすくなります。
そんな自宅周りを、時間があれば散歩するのですが、山の緑、川の流れ、路傍の草花、鳥の鳴き声など、自然を身近にを楽しむことができる、都会の人たちにはうらやましい環境です。
かつて、相対性理論で有名な天才アインシュタインが日本を訪れた際、日本の農村は、自然と人間の生活が見事に調和していると感嘆したそうですが、日本にずっと住んでいる人にはそれが分かりませんね。日本は季節の移り変わりがはっきりした四季がある、本当に自然豊かな国なのです。
今日の写真は、その散歩道で撮った一枚で、背景に清流根尾川と、そこに架かる樽見鉄道の鉄橋が写っています。この沿線沿いの景色はなかなか見応えがあります。
カメラはCanon Power-shot S70。写真の撮影データは、35mm版換算76mm、ISO不明、F/4.5、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。