餌台の木の葉
2013年 12月 23日
この中米B国に、観光で有名な内陸部の街があり、そこは乾季のハイシーズンになると多くの観光客でにぎわいます。この街は深いジャングルやそこにあるマヤ遺跡に近いのがが売り物で、この国で最大およびその次の遺跡へのツアーの出発基地になっています。また、グァテマラのティカル遺跡への一日ツアーもここから出発します。
それにこの街は、熱帯とはいえわずかながらも海岸地方に比べ標高が高くなっていることから、空気が乾燥しており、涼しく感じられるような気ががします。
その街のあるホテルの庭に、鳥を集めるための餌台がありました。ところがその餌台、メンテナンスが悪く餌となる果物がそこに置かれてからかなりの時間が経っており、見た目に良くありません。そう思いながら見ていたのですが、そこに落ちている枯葉が時々動きます。最初風のせいかなと思いましたが、風とは連動しないような動きです。
よく観察してみると、それは枯葉ではなく枯葉に似せたチョウであることが分かりました。それが今日の写真です。自然は本当にうまくできているのですが、周りにこのような葉がない時期はどうするのでしょうか。多分このチョウは、自身の体によくに似た葉が溢れる頃に羽化するのでしょうね。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/8.0、1/800sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。