朝日の見えるバルコニー
2013年 12月 21日
この中米B国の、かつての首都であったこの国最大の都市の住宅街にある自宅のバルコニーは、東に面していることから毎朝素晴らしい朝焼けを見ることが出来ます。でもこの2月ほど天気が悪く、日の出を見られる確率が悪くなっています。
この国は熱帯地方に位置しますから、空にはほぼ一年中積乱雲があり、その意味ではさわやかな朝焼けでなく、コントラストのある劇的な朝焼けが多いと思います。
今日の写真も、もう雨季が終わってもいい頃なのに、今年はそれが長引き、今日もシャワーがあるかなと思わせるような黒い雲が地平線に見えています。
今日の写真にも少し現れていますが、朝日や夕日でよく見られる、太陽光線が太陽を中心に四方に広がる光景は、いかにも雄大な感じで好きです。このモチーフはかつての日本海軍旗の旭日旗(きょくじつき)にデザインされていますが、確かにこの真っ直ぐに伸びる赤い光線には希望を感じ、勇気を与えられるような気がします。自然のドラマですね。
この日、その雄大な光景を眺めていたのは私だけではありませんでした。小さな写真の通り、ふと気が付くとトロピカルモックングバードも、バルコニーのすぐ近くの電線で、昇る太陽をじっと眺めていました。この鳥、いつの間にかいつもすぐ近くにいることが多いのです。人のそばが好きなんですかね。
カメラはFujifilm Fine-Pix F200EXR。撮影データは、35ミリ版換算64mm、ISO200、F/12.0、1/180sでした。大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。