水の多い国
2013年 11月 10日
この中米B国は、現在雨季の終わりを迎え、その最後のあがきとも言えるような雨の多い天気が続いています。
私の住んでいるこの国最大の都市のある海岸地方では、雨の量はそれほどでもないようですが、山地の多いグァテマラ国境地帯ではあちこちで洪水の被害が出るほどの量のようです。
この国の海岸地方は、海抜の低い平野が内陸部奥深くまで続くため、川はゆっくりと流れ、いつまでたっても大量の水が陸に留まります。ですから平野部はあちこちに水が溜まり、広い広い湿原のような状態になっています。
わが自宅周辺も例外でなく、自宅敷地に水が入り込み、表の道路は冠水し、隣の敷地には池ができています。これまであちこちの国に行きましたが、こんなに水の多い国はここが初めてです。
でも、その水のおかげで多くの生き物たちが豊かに暮らすことができるのですね。この国を見ているとそれを実感します。
さて今日の写真ですが、現在池になっている隣の敷地に現れた Snowy Egret (スノウイ イグレット、日本名コサギ)を、自宅バルコニーから撮った一枚です。
青い空を映し、濃い色の水面にたたずむ純白のサギがとても美しく、これこそ写真で残す場面かと思いました。くちばしの黄色いシラサギもきれいですが、黒いくちばしもなかなか絵になりますね。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/9.0、1/1,250sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。
下の小さな写真は、隣の池全体の様子です。こちらはSony Cyber-shot WX5で撮りました。