American Redstart (アメリカン レッドスタート)
2013年 11月 06日
この中米B国は、国土の大半が海抜の低い平野で、海岸地方は特に低く、そのため多くの湿原があります。そこにはたくさんの水鳥が生息し、素晴らしい野生の世界があるのですが、何しろ湿原ですからアプローチが難しく簡単に見に行けないのが残念です。
土地は海岸から内陸部に向かって緩やかに高くなっていくのですが、車で1時間走っても海抜はせいぜい3~4メートルといったとこでしょうか。そこまで行っても土地はあちこちに池があったり湿地であったりと、相変わらず開発困難な場所という印象です。
こんな土地ですから自然は豊かで、街中でもワニが見られたり、街から出ると道路標識にはバク注意などというのがあちこちに立っていたり、時にはホエザルが道路わきで木の葉を食べているシーンに出会ったりします。
今日の写真は、森があればあちこちで普通に見られるAmerican Redstart (アメリカン レッドスタート)ですが、この鳥、ひと時もじっとしていてくれず、絶えず動き回っていることから、写真に収めるには難しい鳥の一つです。遠くからでも黒色にオレンジ色が鮮やかで良く目立つのですが、動きが早いことからよく観察できません。今回こうして写真に撮って初めて特徴が掴めました。つぶらな眼をしていますね。
カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/5.6、1/100sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。