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人物写真

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人物写真_b0132475_1147163.jpg 写真を楽しむための被写体は、身の回りにたくさんあります。花、昆虫などは、マクロレンズを知ると非常に興味の湧く対象となります。大自然の風景も、一度綺麗な風景が偶然にしろ撮れてしまうと、次はもっと美しい風景をとのめり込みます。特に桜や紅葉の季節は見逃せない景色です。
 野鳥も身近な被写体です。でもこの被写体は、相手が警戒し容易には近づけないことから、機材がある程度揃わないと満足できる写真を撮るのがなかなか難しいのですが、でもその分挑戦のしがいがあるというものです。
 もう一つ身近な被写体が人物で、その相手が家族であれば随分気軽に撮ることができます。家族といっても、独身時代は親を積極的に被写体にする機会は少ないと思いますから、通常は結婚した相手、子供たちが対称になります。
 人物を撮り始めて分かるのは、肌色の表現の難しさだと思います。フィルム時代はラボ任せですから気にしなかったのですが、デジタル時代になって、写真の出来上がりをモニターで確認できるようになり、肌色が気になり始めたのです。
 美しい肌色を出すためには、十分な光と適正露出が絶対に必要な条件であることを知りました。Rawで撮れば後処理で修正ができるのでしょうが、でも適正露出であれば、カメラやレンズが持つ本来の性能を余すことなく楽しめます。
 これまでいろいろな被写体を経験しましたが、人物が最も難しく、かつ最も楽しい相手なのだとつくづく思います。なぜなら、肌色などの写真のメカニカルな難しさだけでなく、人間としての、その人物の表情にその人の内面が写るからです。そしてその表情は撮影者の内面を映しているような気がするのです。
 カメラはSony α100に、レンズはMinolta AF50 F/3.5 Macroです。撮影データは、35ミリ版換算75mm、ISO320、F/5,0、1/80sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。
by yagyu-toubei | 2013-09-25 11:39 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)

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