光学ファインダーのNikon D7000
2013年 05月 25日
私は現在、Canon Nikon Sonyの一眼レフカメラを持っており、その時の気分で使い分けています。ところが、今は海外におり、それも治安の不安定な発展途上国ですから、盗難とか事故のリスクを考え、総てのカメラをこちらに持って来るわけには行きません。
そこで、これらの中で、自分の撮影目的に最も適したカメラを選んでこの中米B国に持ってきました。それがSony α55です。α55は、EVFで、撮影結果がファインダーで見えていることから、趣味の野鳥撮影には最も向いており、更にこちらで、高価なカメラを人前であまり見せたくないことから、レンズも含め、できる限り小型で、目だないことが望ましいのです。α55はこの条件を満たします。
現在、日本に残してあるNikon D7000は、発売後すぐに購入したのですが、同時期頃に購入したαの出番が多かったため、それほど使う機会がないままにこちらに来てしまったというわけです。これまでに、D7000で撮影した写真はそれほど多くなく、また、Nikon純正レンズの18-200VRでの写真は更にわずかで、適当な作例がありません。
このような状況で、D7000の描写を云々できないのですが、サードパーティレンズで撮った写真を作例写真として、D7000をご紹介しようというわけです。
写真は、岐阜の自宅となりの柿畑に、雨模様の暗い日にやってきたキジバトです。レンズは発売時に、その高性能が認められ評判になった、SPの付く最新のレンズであることから、この距離であればピントを含め、描写は満足できるものです。
D7000の操作性は、最初覚えるのが面倒ですが、慣れるにしたがって軽快に操作でき、ハード、ソフトともに満足できるカメラで、市場での人気が伺えます。でも、このD7000、よくできたカメラで、姿かたちも申し分ないのですが、結果の見えるEVFを使ってしまうと、もう従来の博打(ばくち)的な冒険をしなければならない光学ファインダーカメラに戻る気が失せてしまいます。
カメラはNikon D7000に、レンズはTamron SP AF70-300 D1 USD。