Sony α330 ソニー最後のCCD機
2013年 04月 12日
今日のカメラは、ソニーからのデジタル一眼レフ第3世代のα330です。言うまでも無く最初の同社の一眼レフデジタルカメラはα100、その次が200、300、350シリーズ、続いて、それらの数字にに30づつ足した230、330、380が発売されました。この中で、380以外は総て共通した仕様があります。それはセンサーの画素数です。
380以外は総て1020万画素のCCDセンサーを搭載しています。この1020万画素のCCDはα100から継続して採用されており、ソニーは第三世代になっても、その1020万画素のセンサーを採用したのです。ご存知の通りα100のすぐ後に続いて、ミドルクラスのα700が発売されていますが、こちらは1220万画素のCMOSセンサーが採用されており、ソニーは第三世代の300シリーズにこのセンサーを搭載できたのですが、それをしませんでした。
これを思うに、ソニーは1020万画素CCDセンサーの性能に自信と、強い思い入れがあったのではないかと思います(真相は、安く量産できる体制が整ったことから、搭載機種を増やしただけかもしれませんが)。当時私はα100のユーザーとして、このセンサーの性能の高さを信じていましたから、そのセンサーを搭載した、完成型である最後の機種を、どうしても欲しかったのです。
そのカメラを使用して撮った写真が今日の作例ですが、とてもいい感じですね。Minolta AF50 F2.8マクロの名レンズも大きく貢献していますが、素晴らしい画質だと思います。この機種、使い勝手もいいのですが、電池の持ちが・・・。
カメラはSony α330に、レンズはMinolta AF50 F2.8マクロ。カメラを撮ったカメラは、Fujifilm FinePix F200。