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干上がる湖

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干上がる湖_b0132475_11115294.jpg この中米のB国で最も有名な、バードウオッチングのメッカとも言える、内陸部にあるこの湖は、11月から始まった乾季で、この数ヶ月雨らしい雨が降っておらず、水が日に日に干上がっています。水が干上がって湖面の面積が少なくなれば、そこに住む魚たちは水のある深みに集まります。そうして集まった魚の濃度は、湖底を黒く覆うほどになっており、その豊富な魚を求めて、信じられないほどの数の鳥たちが集まり、おそらく今が一年で最も個体数の多い時期だと思います。
 今この湖では、写真に写っている大型のトキの仲間のジャビル、顔の赤い美しい小型のトキ、ホワイトイビス、無数の黒いウ、その向こうには北から渡って来た黒いカモ、更にその向こうにはいろいろなサギ類、空にはミサゴ、スネイルカイト、数種のコンドルたちが舞っています。
 鳥たちはすでに十分に食べて満足したのか、陸地でじっと日光浴をしています。この陸地はついこの前まで湖底だった所ですが、こうして違った種類の鳥たちが、一箇所に集まってのんびりしている光景ほほえましいものです。
 下の写真は、ジャビルが羽を伸ばしてノビをしているのか、ちょっと珍しい光景です。向こうに見える白熊みたいな動物は、この近くで飼われている牛です。念のため。
 カメラは、Sony α55に、レンズはMinolta AF100ー300 Apo。
by yagyu-toubei | 2013-04-09 11:18 | | Trackback | Comments(0)

とことん写真

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