Sigma AF300 Apo macroの実力
2013年 03月 29日
今日の写真は、岐阜の自宅近くの河原で、去年の春に撮ったハルジオンです。ハルジオンはそれまで白い花びらと思っていたのですが、最近はこのようにピンクのものを多く見かけます。もしかしたら、このピンクのはハルジオンでは無いのかもしれませんね。
以前にこのブログで、今日のと似た様な写真を載せたことがあります。その写真はカメラボディは同じなのですが、レンズがMinolta AF100-300Apoで、今日のSigmaとは違います。
今日のこの写真は、Sigma AF300 F4.0 Apo macroで撮ったものですが、今、先のMinoltaで撮ったものと比べてみると、両者の違いがほとんど分からないのです。それは、このSigmaの単焦点望遠レンズの性能が低いのではなく、Minolta AF100-300Apoの性能が、ズームレンズにもかかわらず、非常に優れていると言えるのかもしれません。
写りが良く似たこの両者に大きな違いがありますが、それは最短撮影距離です。通常、ズームレンズは対象物に寄れるものが多いのですが、このMinolta Apoはそれほどでなく、逆にSigma Apoは望遠マクロの名の通り結構近付くことができます。
今となっては、これらの両レンズともオールドレンズのカテゴリーに入り、最新のレンズの性能には及ばないのでしょうが、しかし、最新のセンサーでも、一段絞れば十分に実用になる解像力を持っており、味のあるレンズだと思っています。
カメラはSony α55に、レンズはSigma AF300 Apo Macro。