跳べない縄跳び
2012年 12月 01日
先日ある用事で、この中米の国の小学校を訪れるチャンスがありました。この国の学校の多くはカソリック系の学校が多く、公立ではありません。多分、国家に十分な学校を建設するほどの余力がないため、教会団体が支援しているのだと思います。ただ、カリキュラムは国の定めたものに沿っており、教師たちの給与も国が負担しています。
日本と違い、年々増え続ける生徒の数に学校施設が追いつかず、学校は、如何にして校舎等の建設資金を集めるのかは大きな問題です。資金集めは簡単ではないのですが、増え続ける生徒というフレーズは、今の日本にとって、とても魅力的に聞こえます。
写真は、訪れた学校の運動場で、生徒たちが縄跳びをしているところですが、私が見ている間に一度も跳べませんでした。だいたいその前に、誰が縄を持つのか、数に制限のある参加メンバーは誰なのか、といったところで奪い合いが収まらず、なかなか始まらないのです。そのようの状態ですから跳ぶタイミングはばらばら。このままでは1年経っても無理と思いました。でも、子供たちはとても楽しそうでした。
カメラはCanon IXY700。