遺跡のワニ
2012年 11月 27日
昨日の話題は、この中米の国で初めてマヤの遺跡を訪れたというものでした。遺跡の規模は、この国の中では小さいほうですが、それでも人力だけで作ったとは思えないほどの規模で、十分な迫力があります。一部のピラミッドは傷みがだいぶ進んでおり、特に、この遺跡の中で最も背の高いピラミッドの修復が待たれるところです。
このピラミッドを見学しながら歩いていると、一人の若者が生き物を手に持って近付いてきました。最初イグアナかと思ったのですが、それはワニでした。この近くの川で捕まえたそうで、まだ生後6ヶ月ほどの赤ちゃんです。赤ちゃんとはいえ、すでに噛み付きは強烈なのでしょう、写真で見るとおり、歯が生え揃った口は紐で結わえてあります。小さいとはいえワニ、それもクロコダイルですから油断は出来ません。
このワニ、触った感じはひんやりとして、ワニ皮そのものです。当たり前か。彼は家にワニを5匹も持っているそうで、餌代が大変かと思いますがうらやましい限りです。ちなみに、このワニは1年で1フィートづつ大きくなるそうで、最大3メートル近くになるとか。また、地元の人はワニを食用にしています。
カメラはFujifilm FinePix F200。