人気ブログランキング | 話題のタグを見る

最後のチョウ

最後のチョウ_b0132475_1057366.jpg

最後のチョウ_b0132475_1058328.jpg 今日の写真は、日本を出る直前に、自宅近くの野原で捉えたシジミチョウです。この日は風が強く、被写体は常に揺れていたのですが、結果は思いのほか良く撮れています。接写で、花や小さな動物を撮る場合、コンパクトカメラが意外と適しているといえることがあります。
 コンパクトカメラの撮像素子は、一眼レフに比べてその面積が非常に小さいことから、被写界震度が深く、そのため被写体の広い部分にピントが合い、一見、写真全体が鮮明に見えます。
 ところが撮像素子の大きな一眼レフでは、ピントの合う部分が非常に狭いため、ピントの幅が狭く、前後が大きくぼけます。そうすると、立体感は出るのですが、被写体の全体像が分かりにくくなってしまいます。このような理由から、コンパクトカメラは接写に向いているのです。
 カメラはSony Cyber-shot V3。
by yagyu-toubei | 2012-10-12 11:01 | 昆虫 | Trackback | Comments(0)

とことん写真

写真展示とカメラにまつわるお話


by yagyu-toubei