習性
2012年 04月 10日
寒い冬の間に、河原を散歩するたびにスズメの群れに出会いました。大抵は20羽以上で、騒がしく鳴きながら藪の中で動き回っていました。人間が近づくと一斉に飛び立ち、そんなに遠くないところに移動してこちらの様子を伺います。冬の餌の少ない時期にはこうして群れを作り、行動を共にしますが、春になり子育てが始まると、それぞれがつがいを作り、群れは解消されます。
中米の国には、日本のスズメとよく似た野鳥がいます。通称エリマキスズメは姿かたち、習性も日本のスズメによく似ていますが、冬のないその国では、彼らは一年中群れを作ることはないようです。環境が違うと行動も変わってきますね。
カメラはNikon D7000に、レンズはTamron AF SP70-300。