木とキツツキの関係
2012年 01月 07日
この中米の首都にある我が家の、表の道路並木にキツツキガスを作り、子育てをした話題はこれまでこのブログでお伝えしましたが、その巣のある同じ道路並木の、20メートルほど離れた別の木に、同じ種類のキツツキが巣を作り始めました。この巣を作っている並木の木の種類はチューリップツリーと呼ばれ、大きな赤い花が咲きます。この木はどういう訳か、幹がよく枯れます。この枯れはじめた木は軟らかくなり、おそらく巣となる穴を掘りやすいのでしょう、この種の木には沢山のキツツキの巣穴が見られます。
ただこのチューリップツリー、枯れはじめても幹の下のほうから新芽が出てきていますから完全に枯れることはないようです。こうしたこの木の性質は、生き延びるために何らかの意味があるのでしょうね。その性質がキツツキにとっては幸いしているのです。
カメラはSonyα100に、レンズはMinolta AF24-105。