脅威のコンディション
2010年 04月 28日
アフリカケニアは勿論黒人の国家ですが、イギリスを中心とする白人が多く住んで、暮らし、仕事をしています。彼らは普段黒人とごく普通に接しているのですが、そうでない部分もあります。それは彼らが差別しているのではないようで、おのずと住み分け、領域が出来てしまっているような感じに見えます。
例えば、ナイロビでは週末に郊外の競馬場で競馬がよく行われるのですが、椅子のある階段状の観覧席は白人の紳士淑女で占められ、黒人はまず見かけません。かといって、黒人の入場が制限されている訳ではないのです。
この自動車ショーもそうです。この国には沢山のクラシックカーファンがおり、クラブもありますが、メンバーはほとんどが白人です。
その車好きのメンバーたちが、一年に一度、ナイロビ郊外でショーを開きます。出品される車は、驚く程よく手入れされ、どれもぴかぴかで、まさに新車以上。本当に驚きます。なぜならここは、部品や職人が揃うヨーロッパでなくアフリカだからです。
カメラはNikon F2に、Nikkor 28mm/F2.0だったと思いますが、レンズは違うかもしれません。