ワイルドさを感じない自然公園
2010年 04月 05日
セマナサンタ(イースター)の前週に、初めて、この国の自然公園に行ってきました。この中米の国はエコツーリズム先進国として世界中に有名で、国中あちこちに国立自然公園があり、その公園の自然を楽しもうと、世界中から観光客が押し寄せます。確かにこの国は地形が変化に富んでおり、様々な自然を楽しむには格好の場所ですが、でも他の中南米も豊かな自然に恵まれている国が多く、この国だけに限ったことではありません。
この国は観光客を集めるための、外向きの宣伝がうまかったのでしょう。今ではすっかりエコツーの先進国として不動の地位を築いています。
今日の写真はその公園にいたリスザルを近くから捉えたものです。なぜ近くから捉えることが出来たかというと、彼らは人間をそれ程怖がらないからです。このサルが見つかると、公園内の観光客は一斉にそれに注意を向けます。このリスザルに限らず、小さなカエル、ナマケモノ、大きな口ばしを持つ鳥、ツカン、トカゲ等々皆同様です。。
ガイドは充実した装備を持ち、よく訓練されており、道は車が通れるほどに整備され、そこに溢れるほどの観光客。自然のワイルドさを感じさせない自然公園でした。カリブの島の熱帯雨林トレールを知っているだけに少しがっかりです。
カメラはSony α100にDT18-200。ちなみに撮影データは、F6.3開放、1/20s、ISO400でした。