リアルな花
2010年 01月 11日
今日の写真は昨日の話題の続きです。南の島セントルシアに住んでいたときの自宅の庭は、タウンハウスであったことから、共有の庭が広く、自宅庭に続くマリーナの風景、トカゲや鳥たち、花、植物と被写体は多くありました。
それらの被写体を、カメラのテストを兼ねるような気分で撮るのですが、時には予期しないようないい写真が撮れることがあります。一眼レフで花にレンズを向ける時は、設定を花マークに合わせたり、プログラム露出で絞りとスピードをシフトしたりします。でもほとんどの場合はプログラム露出のまま、何の操作も行わないで撮ります。花の撮影は接写になりますから、被写界深度が浅くなり、それ以上開ける必要がそれほどないことと、キットの標準ズームレンズは、もともと絞りの開放値が暗いことから、たいていの場合、それ以上開けられないというのが実情です。
この写真のブーゲンビリア、リアリティー豊かに写っており、手を伸ばせば花に届きそうな感じです。花写真で失敗の多い被写体ブレがなかったのが効いているようです。
カメラはOlympus E500に、レンズは標準のキットレンズです。