光のバランス
2009年 12月 16日
日陰の遺跡をバックにして撮った写真で、これだけ背景が暗いと、通常は人物が白くとんでしまう確率が高いのですが、この写真の場合は、逆光気味ではあるのですが、太陽の位置が良かったのでしょう、光がよく廻っており、人物と背景の露出がとても良くバランスしています。
髪の光り方が強い太陽を連想させ、木陰の草むらがさわやかさを表現し、暗く沈んだ遺跡が歴史の重みを感じさせます。その中に、適正な露出により、綺麗な肌色で立つ人物が印象的です。露出補正を全く操作していませんから、この発色バランスは、ただ単に偶然の賜物なのですが。場所はカリブの島国セントルシアです。
カメラはPlympus E500。このカメラ、露出は割りと合う確立が高いと思います。