セントルシア 羽のある魚
2009年 06月 15日
カリブ海の小さな島国セントルシアで、いつものとおり、この国一番お観光スポットのロドニーベイの、ピジョン公園のビーチでシュノーケリングと魚たちの撮影を楽しんでいると、一緒に来ていたアメリカの友人から、こちらに羽のある魚がいると呼ばれました。通常、魚に羽はありません。トビウオは、ムナビレを翼のように使い、空中をグライダーのように長い時間滑空しますが、あれはムナビレであって、羽ではありません。
呼ばれた場所に行って見ると、確かに羽が生えた魚がいます。今までこんな形のものを見たことがありませんでした。大きさは30センチほど。背中に鋭いとげがあり、いかにも、近づくのは危険そうに見えます。
魚図鑑には、名前は英語名でフライングガーナードとあり、フラットな砂地で海草のあるところでよく見かけるとあります。これまでこの近くには海草がなかったのですが、季節の移り変わりと共に、緑の海草が増え、それと共に、このような普段は見かけない種類が集まるのでしょうね。
ところでこの魚、名前はフライングとありますが、頭の大きな形からしてとても飛べるとは思えないのですが。
カメラはCanon IXY 700にマリンパックです。