セントルシア 青い首のトカゲ
2009年 05月 18日
自宅庭を被写体を探して歩く時、最も注意するのは足元のトカゲです。彼らは人間の家に入り込むのですが、しかし、とても用心深く、人が近づくとすぐに草薮に入ってしまいます。草薮に入ってしまうとしばらくは出てきません。ですから、彼らの写真を撮ろうと思うときは地面を良く見て、用心深く歩く必要があるのです。
そうやって見つけ、注意して近づき、ズームレンズを望遠側にし、一枚撮り、少し近づき、また一枚と撮り進みます。フィルムカメラならこんな無駄の多い撮り方はできませんが、デジタルなら枚数を気にする必要はありません。
こうして得られるのがトカゲの写真です。トカゲに限らす、用心深い動物を撮る場合は総てこの様な撮り方をするのでしょう。この今日の写真、トカゲの生物の肌の質感や周りのボケ具合、発色がいい感じです。
ところで、このもう昔のMinoltaのAFレンズですが、シャープ感があり、本当によく撮れます。さすがに今日の写真のような最短の近接撮影では、マクロレンズで撮るようなシャープさは期待できませんが、しかし、輪郭がふわっとにじんで、被写体が花などの時はそれなりにいい感じです。
カメラはSony α100にMinoltaAF35-105です。