カリブ様式
2009年 04月 15日
この島には観光シーズンになると、多くの大型クルーズシップが訪れます。多いときには一日に4隻にもなることがあり、それらの船は総て首都の港に入ります。ですから、そんな日は町中に観光客が溢れ、彼らは一日の島での観光を楽しみます。タクシーを借り切って島めぐりしたり、ビーチでのんびり日光浴、と様々ですが、首都の見物も観光の一つです。首都といっても小さな街ですから大して見るものはありませんが、それでも町の中心の広場にある巨大な古木や、ショッピング、今日の写真でご紹介するカリブ様式を意識して建てられている街並みを見て廻ります。
カリブ建築の特徴は、パステルカラーの派手な色彩、軒や手すりのデコレーション、そして三角屋根と板張りの壁でしょうか。これらはイギリスよりもフランスの影響が強いように思います。
今日の写真のようなきれいな街並みはここしかなく、少し寂しいのですが、観光客はこの通りでカリブらしい街並みを写真に収めます。この島はこれだけ観光客があるのですから、まずはそれらを意識した街並みを作る必要があるような気がします。
カメラはCanon IXY700。壁を照らす、夕暮れの光の具合がきれいですね。