緑の中の歩道
2009年 02月 18日
昨日に続いてペルー、リマ市の様子です。滞在中に残念ながらコロニアル時代のなごりを残すダウンタウンに行けませんでしたが、時間のあるとき、ホテルの周りを歩いてみました。
街は想像以上にモダンで、きれいなショッピングモールがあり、凝ったつくりのレストランがあり、巨大な教会があり、道幅は広く、そして歩道がとても広く造られています。歩道が広く取られていると、歩行者や並木を大事にしているように見え、文化程度の高さを感じさせます。通常発展途上の国は車優先で車道が広く取られ、そのあおりで歩道が狭い、ひどいところは無いことが多いのです。リマ市のある場所は、今日の写真のように専用歩道が作られています。ここは公園ではなく、通常の街中です。
そしてこの街で最も驚いたのが緑の多さです。リマ市は砂漠に造られた街で、市の南、北とも果てしなく砂漠が広がっています。ところが、年間雨量わずか30ミリのこの街は、今日の写真のとおり緑が多いのです。歩道にある木々は大きく育っており、それらの樹齢は若くありません。水が無いのにこんなに育つはずがありませんし、ここまで育つのに毎日水やりをしたとも思えません。そして見事な芝生。どうなっているのでしょうか。
カメラはCanon IXY700。