光る冬の枝
2008年 12月 30日
師走も押し迫った28日、久し振りに家族全員が揃ったこともあり、いつも初詣で賑わう自宅近くの横蔵寺、谷汲山華厳寺にお参りに行きました。自宅では晴れていたのですが、横倉寺では時折薄日が射すものの冷たい雨が上がらず、傘をさしてのお参りです。この横倉寺あたりは冬型の気圧配置のとき、山間部となることから雨や雪が降りやすいのです。
雨が降り止まないことから、カメラが濡れないよう制限された撮影でしたが、晴れの日では撮れない被写体であることは魅力です。そう思いながら撮った写真がこれです。
葉を落とした冬の木の枝に付いた雨が逆光で光っています。実際はもっと印象的に見えたのですが、それをうまく表現できませんでした。背景になっているのは以前に紹介した、とても美しい三重塔です。その上部2層を大胆にフレーミングしたのですが、少しうるさくなってしまいました。もう少し望遠レンズで背景をぼかすことが出来たらうまく表現できたかもしれません。
カメラはSony α100と18-70のキットレンズ。このレンズ、意外といったら失礼ですが、使い込むほどになかなか味のあるレンズだと思い始めています。