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2014年 12月 31日

背景はハリボテのジャングル

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b0132475_11213145.jpg この中米B国の、最大の都市から最も近いマヤ遺跡は、車で1時間ほどの距離にあるアルツンハです。この遺跡には道路のアプローチが比較的よく、気軽に訪れることができることから、欧米からの大型客船での一日ツアーにはもってこいの場所で、人気のスポットになっています。
 この遺跡公園は周りがジャングルに囲まれていることから、ピラミッド建設当時の面影を残してはいるのですが、しかし、この辺りのジャングルが切り開かれるスピードは速く、この風景がいつまで続くのか心配になるほどです。
 今日の写真の背景のジャングルは、実は30mほどの奥行だけで、その向こうは既に、広大な範囲にわたって総ての木が伐り倒されて農地なっており、この緑はまさにハリボテ同然なのです。ただ、海外から観光に来ただけの人々はそれを知る機会はなく、この熱帯然とした景色を楽しめればそれでいいのかもしれませんが。
 そんなことを思いながら撮った今日の写真、これを見ただけでは、わずかな幅の森の向こうのジャングルが無くなっていることを知っていても、そうとは思えない完璧な景色です。世界には我々が知らないだけで、こんなハリボテの舞台装置があちこちにあるのかもしれません。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換105mm、ISO400、F9.0、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 
 

by yagyu-toubei | 2014-12-31 11:28 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 30日

背景はレトロな町

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b0132475_10533131.jpg カリブ海の島国セントルシアは、日本の淡路島ほどの小さな国ですが、北半球が冬になるセントルシアの観光シーズンには、欧米を中心に多くの観光客が訪れます。
 首都のカストリーズ以外で最も人気のあるのは、今日の写真の町スフレです。ここには小さな写真にある通り、世界遺産に登録されている三角形で先の尖った双子の山ピトンがあり、海水の透明度の高いビーチ、硫黄の噴き出るムジマスプリング、温泉、植物園など、観光資源が多くあります。
 これらの自然資源とは別に、昔の面影を残すスフレの町並みも魅力の一つだと思います。この街は火事とか戦災とかで破壊されていないことから、伝統的な建築物が残っており、この町を訪れる人々はまるでパイレーツカリビアンに登場するような、カリブ海の島国の雰囲気を味わうことができるのです。それに、そこで生活する地元の人々も、その町に合わせるかのように、どことなくレトロな感じがします。
 世界の町にはそれぞれに歴史があり、その歴史が街並みを作り、そしてそこに暮らす人々が、その土地特有の街並みと共に重要な景観の一部となって、町を特徴あるものにしているのですね。今になってそんな写真を撮れなかったのを悔やんでいます。
 カメラはOlympus E500、レンズはキットの14-45mm。大きな写真の撮影データは、レンズ焦点距離が35mm版で38mm、ISO100、F:6.3、1/125sでした。大きな写真はクリックして更に大きく見ることができます。

by yagyu-toubei | 2014-12-30 10:59 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 29日

背景は橋と住宅地

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b0132475_1052544.jpg 今日の写真は、この中米B国の最大の都市の住宅地にある自宅近くの、街を南北に2分する川に架かる橋の車道から、北の住宅地を見た一枚です。
 この橋は、この川にかかる4番目の橋で、最近富みに増えた交通量の緩和のために、郊外からの車が市街地に入る前に、南北の街道をつなぎ、街への流入を少なくする役目を果たします。またこの国で、これが最も立派な橋になります。
 ただこの橋に対し、この付近の住民にある不安があります。この川が街を南北に2分することは既に書きましたが、南部は古い街で、北部は新たに広がった新しい街です。街が大きくなるに従い、裕福な家庭は北部に移り、それができない人々は南部に留まりました。その結果、南部は北部に比べて治安が悪くなっています。
 この新しい橋は、中産階級が住むこの北部の住宅街に、南部から人が簡単に入ることができるようになるため、住民は地域の治安の悪化を恐れているのです。果たして今後どうなるのか、ここに住居を構える我々も他人事でないため、しばらく注意する必要がありそうです。
 カメラはFujifilm Finepix F60。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換50mm、ISO100、F5.6、1/420sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-12-29 10:57 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 28日

イグアナのディスプレイ

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b0132475_10363397.jpg 今日の写真は、これまでに何度もご紹介している、中米B国の最大の都市郊外にある、イグアナがたくさん集まる川岸の大木にいた、雄の立派なイグアナです。
 川に架かる橋から見えるこの大木は、川岸にあることから枝の下には川が流れています。イグアナは泳ぎがうまく、潜りも得意で、聞くところによれば、3分ぐらいは平気で潜っていられるようです。彼らと水は切っても切れない関係にあるようで、このグリーンイグアナはいつも水の近くで見ることができます。
 ところで、どうしてこんなに多くのイグアナたちがこの木に集まるのでしょうか。この木にはいつも20匹以上のイグアナたちが集まっています。これまでに、ここを訪れる度に何度もこの木を観察しましたが、やはりいつもたくさん見ることができます。
 もしかしたらのこの木はイグアナたちの合コンの場所かもしれません。今日の写真の雄は、自身の顎のひだを見せびらかすように、何度も頭を上下に振っていました。このひだが大きな意味を持つようで、そういえば小型のトカゲであるアノールも、さかんに自身の顎のひだを大きくし、見せびらかす動作をする習性があります。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F9.0、1/2,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-12-28 10:40 | 爬虫類 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 27日

街中のジャングル

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b0132475_10282100.jpg この中米B国の最大の都市は、海に突き出た岬にあります。この岬全体は標高が非常に低く、多分平均50cm位だと思います。ですから街中のあちこちに常に水のある水路や沼、湿地があり、大雨があると道路や建物のある敷地が冠水し、交通が乱れます。
 こんなに低い土地ですが、満干潮の数位の変化はわずかで、雨の少ない乾季の普段の生活に問題ありません。
 今日の写真は、その岬の真ん中を切り裂くように流れる川で、自宅から近く、ここから河口までは3Km程です。その街中を流れる川の写真ですが、マングルーブの巨木が生い茂り岸に迫るその様子は、まるでジャングルの中のような風景です。
 現地の人たちにとってこの川は、日常生活の重要な交通路であるのですが、一方で観光にも使われ、時々観光客を満載したボートを見かけます。私もそのボートに乗って、水上からジャングルを見てみたいと前から思っているほどに、この景色は魅力的です。
 カメラはFujifilm Finepix F60。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換49mm、ISO200、F5.6、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 前回ここで同じカメラで撮った写真のピントが甘かったのですが、今回はばっちりでした。この違いはなぜ起こるのでそうか。

by yagyu-toubei | 2014-12-27 10:36 | 中米ベリーズ | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 26日

緑の中の Black-Cowled Oriole(ブラックカウルド オリオール)

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b0132475_1030630.jpg 今日の写真は、この中米b国の最大の都市にある自宅から、車で西に30分ほど走ったところにある、この辺りではまだ深い森が見られる道路脇から撮った一枚です。
 近くに川が流れ、その周辺の深い森はたくさんの生き物たちが生息しており、また野鳥の種類も多いのです。ですから森に入らなくても道路から様々な鳥を観察できるのですが、残念なことに道路幅が狭く、車を停める場所が限られています。
 よって、気に入った場所で車を降りて、道路上で鳥の観察というのは難しく、それがこの場所の最大の欠点です。
 今日の写真は、ある施設の入り口に車を停め、その近くを歩いて探鳥した際に現れた Black-Cowled Oriole(ブラックカウルド オリオール)の、背中にまだ黄色の羽根毛を残している若鳥です。緑の森の中でこの黄色はとてもよく目立ちます。
 それにしてもこの道路、もう少し道幅があれば素晴らしいバードウオッチングの場所になるのですが。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F7.1、1/180sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-12-26 10:37 | | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 25日

浮き上がる花とチョウ

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b0132475_118135.jpg この中米B国は熱帯地方の国ですから常夏で、一年中いろいろな花が咲いています。ブーゲンビリアやハイビスカスのように休むことなく咲く花があれば、一年に数回、或いは一度しか咲かない花もあります。
 日本の桜のように、木に咲く花の時期は3月頃で、その時は街道沿いや森の緑がピンク色や黄色に覆われ、国中がとても華やかになります。海外に住んでいてそういった風景を見ると、いつも日本の桜の時期を思い起こしてしまいます。桜はきっと日本人の心の拠りどころなのでしょうね。
 今日の写真は、この国のバードウオッチングで最も有名な、クルックドツリー野生生物保護区の中にある村の道を歩いていた時に、道端に咲く雑草の花に来たチョウを捉えた一枚です。
 花もチョウも珍しい種類ではないのですが、背景が遠かったせいで淡い色に綺麗にぼけ、花とチョウが単純な色の中で際立って見えます。こういった写真を見ると、自然の色の美しさに感銘を覚えます。
  カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 この写真、ISO800でも粒子は全く荒れていません。

by yagyu-toubei | 2014-12-25 11:13 | 昆虫 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 24日

絶望の鳥 Bare-Crowned Antbird(ベアークラウンド アントバード)

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b0132475_1035999.jpg この中米B国の最大の都市にある自宅から、車で30分ほど走ると道の両側に深い緑のジャングルが迫る場所に行き当たります。その途中に2つの橋があり、その橋の一つの近くに沢山のイグアナが見られる大木があります。
 この橋のたもとは木が多く茂っているのですが、川に近いことからなのか、野鳥の数が濃いような気がします。この橋のたもとで車を降りると、あちこちから鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
 そのさえずりに誘われて、枝葉が多いのですが、梢の鳥を探そうとしばらくそこに留まっていると、次から次へと鳥たちが梢を行き交うのが見えます。しかし枝葉が邪魔をして、しっかりと鳥たちの全身の姿を見ることができないことが多いのです。
 このようにして一か所に留まり、そうして出会った鳥が今日の写真のBare-Crowned Antbird(ベアークラウンド アントバード)です。この鳥、ウイキペディアに拠れば、「多くの種に、グンタイアリの隊列に付き従い、アリから逃げる小動物を捕食する習性があることからアリドリ(蟻鳥)と呼ばれる。」ということで面白い習性の持ち主のようです。
 でも、凶暴なアリから命からがら逃げた小動物にしてみれば、この鳥はまさに絶望の象徴のような存在ですね。
 このアリドリ、白黒で目立ちそうですが、コントラストのある樹間に入るとすぐに見失ってしまいます。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO800、F5.6、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-12-24 10:44 | | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 23日

背景は光る橋

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b0132475_11151424.gif この中米B国の国内あちこちに出かけた際に、様々な景色を背景にして写真を撮るのが楽しみですが、しかし常に持ち歩くカメラには鳥の写真を撮るための望遠ズームを付けており、スナップ写真には向かないレンズです。この熱帯のジャングルがある国では、いつ何時珍しい鳥が現れるか分かりませんから、常にその出会いを無駄にしないよう、このようなレンズ選びになります。
 そのズームレンズの画角レンジは70~300ですが、カメラがAPS-Cであることから、焦点距離はこの1.5倍になり、最も広角側でも105mmという望遠になってしまいます。これでの人物撮影は背景を説明的に写す記念写真的なものにはなりません。
 これが鳥写真とスナップ写真との両立の難しいところで、いつも背景探しに苦労しますが、これはこれで面白味があります。作品作りは常に制約の中でこそ傑作が生まれると思っていますから、これを当然の条件と受け入れれて楽しめばいい訳ですね。
 今日の背景は、この国の最大の都市から西に車で30分ほどの所にある、ジャングルの川にかかる鉄橋です。橋の路面が鉄板であることから反射が強く、白く飛んでしまっていますが、その強烈な光が人物を強調する効果があるように思えます。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換165mm、ISO400、F6.3、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-12-23 11:20 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 22日

背景はマナティのいる川

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b0132475_10401519.jpg この中米B国の、最大の都市の住宅地に自宅があります。住宅地と言っても空き地があちこちにあり、そこは湿地ですから草が茂り、更には住宅地には水路が縦横にありますから緑が多く、自然が多く残っています。
 週末にはこの緑が多く残る住宅地を、川に向かって歩き、そこで見られるかも知れいないというマナティ(ジュゴン)を川面に探し、同じ道を引き返すのが週末の日課にしている散歩のコースです。
 ところが、1年ほど前から折り返し地点に橋を架ける工事が始まり、川に近づけなくなっていました。こうなると散歩の楽しみが減り、最近の散歩回数は減っていました。
 今日、久しぶりにこの折り返し地点の川に行ってみたところ、橋はおおむね完成し、多分非公式だと思いますが、障害物を避けながら車が橋を渡っていました。そこで我々も橋の端に設置されている歩道を歩き対岸近くまで行ってみました。
 その途中の橋の中央で撮った写真が今日の一枚です。ここから河口までは3Km程ですが、既に海との水位の差はほとんどなく、満干潮で川の流れの向きが変わりますから、ここは既に汽水域です。これからはこの橋の上からマナティを探すことができそうです。
 カメラはFujifilm Finepix F60。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換49mm、ISO200、F8.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 この写真に限らず、今回の写真は総てピントが甘いのはどうしてでしょうか。

by yagyu-toubei | 2014-12-22 10:44 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)