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2014年 10月 31日

アマチュアの苦労話 2

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b0132475_10555514.jpg 人物写真を撮って楽しむ場合、モデルになってくれる人を得るのがまず先決ですが、それが叶わない場合はモデル撮影会という手があります。でもその場合、撮影対象は他人ですから、もう一つ撮影後の写真を眺めての楽しみがないような気がします。
 最もモデルとしてふさわしいのは家族で、その中でも子供がポピュラーですが、成長するに従い、いつまでもおとなしくモデルになってくれません。そうなれば後は伴侶に頼るしかありませんが、とりあえず了解を取れたとします。
 さて、今度の重要な問題はどこで撮るか、言い換えれば背景をどうするかでしょう。日本なら神社仏閣の境内、野山の散策道、大きな緑地公園、古い街並みが良さそうです。できれば人目をあまり気にしなくて済むところがいいですね。
 そういった場所で、いよいよ撮りはじめますが、なかなか思うような写真が撮れません。そこで試してみる価値があるのは、まずは人物を逆光の中で撮ることです。その場合気を付けたいことが2点あります。それはレンズに直射日光を入れないこと、人物の顔を明るくするための工夫をすることです。
 前者は、撮影者が木陰や家の日陰になる場所に位置すれば解決します。そして後者は、逆光の人物の顔に反射光が当たるような工夫をします。それは家の壁の光の反射を利用したり、撮影者が反射光を作るために、白い服を着るというのもあるかもしれません。
 人物を逆光で撮ると色々恩恵があるのですが、女性が最も喜ぶのは、顔の陰影が弱くなるため、若く写ることです。一度試してみてください。
 今日の写真は、カリブ海の島国セントルシアの、観光の中心地にある国立公園の、かつてイギリス軍が造った軍の、施設の遺跡を背景にしています。人工物でも歴史を重ねると絵になりますね。また、機材は古いカメラとレンズですが、これだけきれいに写るのですね。
 カメラはSony α100に、レンズはMinolta AF35-105。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換82mm、ISO100、F5.6、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-31 11:04 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 30日

変わる飛行速度

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b0132475_10232168.jpg この中米B国の最大の都市にある自宅の上空は、10月の終わりに差し掛かり、いよいよ、通過する鳥たちが一年で最も多くなる時期を迎えつつあります。
 6月頃から10月初めのこれまでも、確かに通過する鳥たちはいるのですが、数が全然違います。ただしこれもその年の天候に左右されているようで、毎年その時期は多少ずれているのだと思います。
 先週と先々週の週末に、夕方天気の良い日があり、トキなどの水鳥が青空を通過する場面が多く見られました。しかし残念なことに、今年はいつもと違い、通過するコースが自宅上空から大きく外れています。
 なぜそうなっているのか分かりませんが、鳥たちはいずれも、はるか遠い東の空を横切りため、カメラに収めることができません。写したところで豆粒ほどの大きさにしかならず、全く写真になりません。その原因はもしかしたら地上の樹木の分布の変化に関係があるのかもしれません。最近自宅周りの緑地帯が開発によって大きく減少しましたから。悲観的にそんなことを考えてしまいます。
 今日の写真は、そんな少ない自宅上空通過の鳥たちですが、この3羽はかなり近いところを飛んでくれました。先頭の一羽が翼の部分がかゆいのか飛形を崩し、この後、他の2羽から少し遅れます。彼らは必至で羽ばたいていますから、少しでも翼を休めると途端にスピードが落ちてしまいます。こういったわずかな不注意が、自然界では命取りになるかもしれません。彼らは常に猛禽類に狙われていますから。このように飛んでいる間が最も危ないような気がします。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

by yagyu-toubei | 2014-10-30 10:30 | | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 29日

アマチュアの苦労話

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b0132475_11133480.jpg 人物を難しい光の中で撮るときに、プロであれば仕事ですから、多分相手はモデルとしての意識があり、少々時間をかけたところで撮る側の要求に沿った対応が期待できます。
 しかし、アマチュアの場合はそうはいきません。にわかモデルとなる相手は、こちらの道楽に付き合っているという意識ですから、一場面に試し撮りして、モニターの結果を確認して、それに応じて考えながら露出を変えて、なんてしていたら、カメラを見ている間にどこかに行ってしまう恐れが十分にあります。相手は決してプロのモデルでもロボットでもありませんから、彼女の機嫌を損ねないためには、最小限の時間で撮影を済ませる必要があります。
 そういった苦労はα55の登場で大きく緩和されました。液晶ファインダーを搭載したα55は、シャッターを押す時点で既にその写真の結果が見えています。それであれば大きく露出は外すことはなくなり、今のカメラならホワイトバランスを大きく崩すことはなくなりましたが、それももちろん確認できます。
 よく起きる失敗は、直前の撮影時に露出や、時にはホワイトバランスの設定を変えてあり、それに気づかずに撮ってしまうことです。無論その設定はファインダーで見えているはずですが、モデルになっている人の機嫌を損ねまいと気持ちが焦っていますから、往々にして見落とてしまうのです。
 α55の登場以来、露出を大きく外す失敗はなくなりました。α57になると顔認識機能が働きますから、適正露出の確率は更に高くなります。
 さて、今日の写真は、カリブ海の島国セントルシアの、この島の観光資源である遺跡を背景に撮った一枚です。露出補正はしていなかったのですが、カメラは大きく適正露出は外し、顔が真っ黒になってしまったことからPicasaで修正しました。しかしどうしても肌色がうまく出ませんでした。
 カメラはSony α100に、レンズはMinolta AF35-105。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換75mm、ISO100、F7.1、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-29 11:23 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 28日

橋げたの Mangrove Swallow(マングローブスワロー)

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b0132475_11195887.jpg 今日の写真は、昨日の続きで Mangrove Swallow(マングローブスワロー)です。
 この鳥の写真を撮るのはそれほど難しくありません。彼らは水のある場所を好み、枝や葉の茂った見通しの悪い場所でなく、大抵は電線や、今日の写真のような場所に停まります。多分、餌である虫を見つけたら邪魔物を気にせず、すぐに飛び立てるような場所を選んでいるのだろうと思うのですが、見通しが良い場所ということは、タカのような猛禽類の目に留まり易いということでもあります。でも彼らはそのタカなどに襲われても、得意の持ち前のスピードで、攻撃をかわせるという自信があるのかもしれませんね。
 このツバメたちも、昆虫のトンボが持つ習性に似たところがあり、いったん飛び立ってもしばらくすると元の場所に戻ってきます。ですから同じ場所でじっと静かに待てば、かなり近くで撮影したり、観察したりすることができます。このマングローブスワロー、しぐさや姿は、ツバメの中で最も美しく愛らしい種類だと思います。
 ところで、牧草地のような開けた草原のようなところを飛んでいるのは、この種類ではなく別のツバメです。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-28 11:24 | | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 27日

橋げたの Mangrove Swallow (マングルーブスワロー)

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b0132475_7195129.jpg この中米B国の週末の日曜日の今日、朝からからりと晴れ渡り、日本の梅雨の晴れ間といった感じです。太陽が高くなっても気温はいつもほど上がらず、湿度は56%となっています。雨季のこの時期は80%を超えることが多いのですが、これくらい気温が低く、また乾燥していると、熱帯と言えど日陰に入るとひんやりして、汗をかくことはありません。
 そんな気持ちの良い日に、自宅から車で30分ほどの所にある郊外に出かけました。ここは道の両側に、人の手が多く入ってはいますが、まだ深い緑が残っており、あちこちからホーラーモンキー(黒ホエザル)の鳴き声が聞こえます。鳴き声だけでなく、道路わきの木をよく見ていると、枝上でじっとしている彼らを見つけることができます。彼らは黒い塊に見えますから見つけるのはさほど難しくはありません。
 その森を通り抜ける道に橋が二つ架かっていますが、そのうちの一つは橋の横に、昔の橋のコンクリート製の橋げたが残っています。そこにはよくバシリスクやコウモリ、ツバメが休んでいるため、時々その橋桁を橋の上からのぞいてみます。
 今の時期、この辺りは虫が多いのか、空中でツバメをよく見かけますが、お昼近くの今は休憩の時間なのでしょう、橋げたの上で数羽が休んでいました。今日はその時の一枚です。この種類は頭から背中にかけて青緑色が美しい Mangrove Swallow (マングルーブスワロー)で、白い眉毛が特徴的なかわいらしい鳥です。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-27 07:29 | | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 26日

背景は白い灯台

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b0132475_13331256.jpg 日本の体育の日が休日で3連休になったと同様に、この中米B国も、この国の休日が月曜日で同じく3連休になりました。その週末を利用して、お隣の国のメキシコの街に出かけたことはすでにお話ししました。
 そのメキシコの街は、やはりこのB国の最大の都市と同様に海岸地方に位置することから、標高が低い真っ平らな土地です。でも、このB国ほど低くはなく、海岸近くでも少なくとも海抜は1.5m以上ありました。これだけあると安心ですね。
 今日の写真の背景はその海岸にある灯台で、見た感じでは、街の規模からすると小型ですが、結構な歴史がありそうです。
 青い空に白い灯台。単純な絵ですが、灯台を取り巻くロマンを思うとついカメラを向けてしまいます。
 カメラはFujifilm Fine Pix F60。撮影データは、35ミリ版換算37m、ISO100、F/5.6、1/840sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-26 13:36 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 25日

背景はアーチ屋根の水タンク

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b0132475_11103246.jpg カリブ海の島国セントルシアは、大きなマーケットであるアメリカに近く、更にヨーロッパからもそれほど遠くないことから、アメリカは勿論イギリスからも直行便が運航され、ハイシーズンにはたくさんの観光客が訪れます。
 この島は火山活動でできた島の割には長く続くビーチに恵まれ、島の中央は山岳地帯で深い緑に覆われており、ジャングルのトレールが楽しめます。また世界遺産となっている三角形に尖った双子のピトン山があり、景色の素晴らしい登山を満喫できるという風に、観光資源に恵まれています。
 実はもう一つの大事な観光資源があります。それは、かつてイギリス軍が、島の防衛のために造った軍の施設である遺跡なのです。今日の写真はその遺跡で撮った一枚で、写真の背景にあるのは、多分水のタンクだと思います。地元のガイドに説明を聞いたのですが、英語だとすぐに忘れてしまい、はっきり覚えていません。
 軍隊というのは戦うだけでなく、そのベースとなる施設の建設もできる能力が必要なのですね。これらの遺跡を見ていると、イラク戦争時に、日本の自衛隊がそこで色々な施設を作って、地元の人たちに感謝されたという話を思いだします。そういった建設は多分、彼らにとってお手のものなのでしょうね。
 カメラはOlympus e500に、レンズはキットレンズの14-45。大きな写真の撮影データは、焦点距離17mm、ISO100、F5.6、1/100sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-25 11:17 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 24日

鉄筋の Frycatcher (フライキャッチャー)

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b0132475_115993.jpg この中米B国の、最大の都市の住宅街にある自宅周りは、まだたくさんの自然が残っていることから、週末の散歩で近所を歩くと、様々な鳥たちに出会うことができます。
 ただ、いつもの散歩の折り返し地点である川に、現在橋を架ける工事が進められているためそこに近づけず、川周辺で見られるサギやカワセミ、チドリを見る機会がなくなったのは残念です。
 そんな楽しみが少し減ってしまった上に、それ以来なんとなく散歩で出会う鳥たちの数が減ったように思います。時にはほとんどカメラのシャッターを切らずに帰ってくることもあります。
 今日の写真は、そんな出会いの機会が少なった最近の一枚で、光の状態が良かったために、対象が非常に小さな鳥ながらもよく撮れています。目がつぶらでかわいらしいですね。
 ところで、この鳥の習性で、飛び立ってもすぐに元の位置に戻ることから、撮影は割と楽です。頻繁に飛び立つのは多分、虫を追いかけているのだと思います。
 この鳥、図鑑で調べても、似ている鳥が多いことから名前を特定できませんが、Frycatcher (フライキャッチャー)の仲間であることは間違いありません。また、写真は頭のてっぺんが黒くなっていますが、これはすぐ上に別の鉄筋があり、その陰の影響です。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-24 11:10 | | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 23日

南国の夏の思い出

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b0132475_10445331.jpg 過去の思い出を語るとき、最もしっくりくる季節は夏ではないでしょうか。夏の思い出なんて映画のタイトルにあったような気がしますが、物語のタイトルになるほどに、なぜか夏の思い出は甘く、切なく、そして懐かしさが同居しています。
 その理由を考えるに、明るい太陽、気温の高さ、それに伴い水と戯れることができる解放感から来ているのでしょうか。それに服装も軽快で、その身軽さが開放感を助長し、肌の露出が他の人との親近感を誘います。
 そんな開放的で楽しい季節はいつしか、木々の新緑がつやをなくし、ツバメは南に帰ってしまい、うるさかったセミの合唱が聞こえなくなり、代わって寂しい虫たちの声で、既に遠くに去ったことを悟ります。その寂しい終わり方が、夏の思い出を一層に甘酸っぱいものにしているのかもしれません。
 今日の写真は、一年中夏の季節である南国、カリブ海のセントルシアで撮った一枚です。ここは、かつてイギリス軍がこの島の防衛のために建設した砦で、今は絶好の観光資源となっているロドニー砦の頂上です。背後に見えるカリブ海がきれいな、とても風光明媚なところでした。この写真も夏の思い出の一枚です。
 カメラはOlympus e500に、レンズはキットレンズの14-45。大きな写真の撮影データは、焦点距離32mm、ISO100、F8.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2014-10-23 10:51 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 22日

絶好の場所のグリーンイグアナ

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b0132475_10522095.jpg この中米B国の最大の都市にある自宅から、車で30分ほどの所に、これまでにだいぶ人間の手は入っていますが、ホーラーモンキー(日本名ホエザル)がたくさん住むジャングルがあり、そこを流れる川と共に、熱帯の自然を楽しめる場所があります。
 先週末に、近頃ぐずつき気味のお天気を気にしながら、割と久しぶりにそこへ出かけてみました。その様子は昨日のこのブログにもあるのですが、この日は幸先よく自宅を出る前に綺麗な鳥が見られ、また途中では電線の上に大きなカワセミがいて写真に収めることができました。
 そしてこの国で、姿の美しさでは上位を争うトロゴンにも間近で出くわし、最近になく珍しくついていた日でした。そのトロゴンのいた場所の道路反対側の木には、なぜかいつも大きなグリーンイグアナがたむろしていまるのですが、その様子を橋の上から、途中に障害物がないためよく観察できます。
 そのイグアナの木は道路から30mほど離れていることから、車が通ったり人が歩いていても彼らは全く気にする様子はなく、実にのんびりと日向ぼっこをしています。この風景は、欧米からの観光客たちには絶好の見物対象と思うのですが、観光バスのガイドや運転手は、このイグアナの木を知らないらしく走りすぎてしまいます。
 いつもこの木には必ず大型のイグアナがいるのですから、これを観光資源にしない手はないと思うのですが。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

by yagyu-toubei | 2014-10-22 11:03 | 爬虫類 | Trackback | Comments(0)