とことん写真

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2013年 11月 30日

カリブの光

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b0132475_12542639.jpg マイアミのあるフロリダ半島から、南の島に向かう飛行機に乗ると、長い間、眼下に美しい緑色の海と小さな島々が続いているのが見えます。更に南下すると海は深くなって青色になり、島の間隔はまばらになってきます。
 その中のひとつ、カリブ海に浮かぶセントルシアは、まさにカリブの宝石と呼ぶにふさわしい、濃い緑の自然に覆われた美しい島です。そんな美しい島ですが、この島の領有権をめぐってフランスとイギリスが何度も何度も戦った歴史があります。その戦争の名残である遺跡が島に残っており、それが今は国立公園に区画された中にあります。
 その公園は2つの小高い丘と、綺麗な魚が泳ぐビーチがあり、終末はほぼ毎回その公園を訪れました。きれいに整備された美しい場所ですが、なぜかいつも人は少なく、そのため、あまり周りを気にせず写真を楽しむことができました。
 今日の写真はその公園の中の遺跡を背景にしています。この島は太陽の日差しは強く、気温も高いのですが、この公園ではいつも風が吹いており、木陰にいれば快適で、写真を撮る気にさせてくれます。それになんと言ってもこの島は太陽が一杯で、いつも明るいのです。この写真からそんな島のイメージを感じ取っていただけたらと思います。
 カメラはSony α100に、レンズはMinolta AF35-105です。撮影データは、35ミリ版換算60mm、ISO100、F/6.3、1/200sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-30 12:20 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 29日

センサーと発色

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b0132475_10535396.jpg コスタリカに住んでいた頃、一年中春のような心地よい陽気に誘われて、週末は必ず散歩に出かけ、ダウンタウンでの買い物や庶民の歩行者天国での様子や、そこから見てとれる彼らの気質を見て楽しんでいました。
 ここは中米ですから、日本では見かけない風景や人々、習慣があり、何もかもが興味深く、何度同じ場所へ出かけても飽きることはありませんでした。でも気候がいいといってもここは赤道近く、日中の日差しは強烈で、日当を2Kmも歩くとうっすらと汗ばみます。そんな時に、ダウンタウンでお気に入りの喫茶店で飲む冷たいカフェラテは、この店がコーヒー豆販売専門店でもあったことからでしょうか、格別の味でした。
 この後、いつもの中華店に入り、ヤムチャ中心のお昼を取ります。その店のエビシュウマイは最高の味で、あまりコクの無い中国製醤油でも十分においしく食べることができました。これがキッコーマンだったらと今でも思います。ただ、この店の醤油さし、しばらくしたらキッコーマン製になっていましたが、中身はそのままでした。
 昼食に満足しての帰り道、いつもの場所で撮影です。この日はいつもとは違うカメラでした。通常はもう少し軽いα100かEOS Kiss X2を持ち歩くのですが、なぜかこの日は違いました。 
 このカメラ、光の加減で発色が大きく変わり、少々扱いにくいところがありました。それがこの初期のC-Mosセンサーの特徴なのかもしれません。今日のこの写真、色の華やかさが感じられません。
 カメラはSony α700に、レンズはSony DT18-200。撮影データは、35ミリ版換算75mm、ISO200、F/6.3、1/160sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-29 10:59 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 28日

世界のケツァール

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b0132475_10404137.jpg 中米のコスタリカは国際的にエコツーで有名になり、世界中から観光客が集まります。確かにコスタリカはエコツーが盛んに行われていますが、それはコスタリカだけの話ではなく、中米ならどこでも行われていることですし、中にはコスタリカよりも自然豊かな国があります。ただコスタリカが有利なのは、中米の中では治安が安定していること、ホテルをはじめとする観光業が発達しており、自然へのアプローチが簡単、快適であることです。
 このエコツーの中で、他の中米諸国に比べてこれだけはコスタリカが有利と言えるツアーがあります。それは世界で最も美しい鳥といわれる火の鳥ケツァールをほぼ確実に見られるからです。ケツァールは中米各地に生息していますが、ある程度標高の高い森林で住む種類ですから山に入る必要があります。しかし、治安の問題や、アプローチする道路が無いことなどから、どの国でも簡単という訳ではありません。
 しかし、コスタリカはそれが簡単なのです。コスタリカ国内のあるサベグレ谷の村は、ケツァールを観光の目玉にと保護に取り組んでおり、そこはガイドの腕を借りればほぼ確実に見ることが出来る場所なのです。よって、そこには日本を始め、世界中から多くの観光客が訪れ、その観光収入が村を潤しています。
 今日の写真はその村で撮影した一枚で、ケツァールとの距離は10m程だったと思います。イヤーさすがに綺麗ですね。この鳥が面白いのは、顔の羽毛が独特の生え方をしていることから、見る角度によってその表情の印象が大きく変わることです。大きな写真はぬいぐるみのようなかわいらしい表情ですが、小さな写真はまるでヘルメットをかぶった十字軍の兵士のような顔に見えます。この鳥、一見の価値があります。
 この美しい鳥を確実に見るためには、必ずベテランのガイドを雇うことをお勧めします。ガイド料はそれほど高くなく、一人で訪れても、他の観光客との混合で4人以上くらいになればUS20$ほどで済みます。
 カメラはSony α550に、レンズはSigma AF70-300 Apo。撮影データは、35ミリ版換算300mm、ISO800、F/9.0、1/160sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-28 10:42 | | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 27日

密林の動物園

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b0132475_10441518.jpg この中米B国唯一の動物園は、この国最大の都市と、遷都した新首都との中間にあり、自宅からは1時間弱で行くことができます。海岸地方にある自宅から、内陸部の動物園までの道のりは、極めて平坦で、どこまでの続く平野と空を眺めながらのドライブで、長い間、水の溜まった低い潅木の草原のような風景の中を走ります。
 動物園が近くなると、道路からだいぶ離れて、木の背が高く密集した森が見えてきます。この辺りはまだジャングルが残っており、かつてはどこもこのような状態だったのだろうと想像できます。
 さて、動物園に入ると、そこはもう完全なジャングルで、昼なお暗く高い湿気を感じます。そのジャングル然とした中で、動物園にしては広い檻の中の動物を見て歩くのですから、大人でも結構楽しめるのではないかと思います。ジャングルは自然のものですが、しかし、ここは公園ですから全く自然のままとはいかず手入れされた状態になっており、その意味ではワイルドさに欠けます。でも一日限りのクルーズシップの観光客にとっては、気軽にジャングル体験ができる場所となっているのではないでしょうか。
 そこで、この動物園がどれほどのジャングルっぽさを見せているのかというのが今日の写真です。この写真を見る限り、背景は完璧な熱帯雨林に見えますね。
 そうそう、この動物園の良い点は、ところどころに木造の橋が設置してあり、地上からばかりでなく、地上から2.5mほどの空中から密林や動物たちを眺めることができることです。今日の写真に手摺の一部が写っていますが、これが結構楽しめます。下のクモザルの写真は、この橋の上から撮ったもので、動物たちが一層身近になります。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。撮影データは、35ミリ版換算90mm、ISO400、F/5.0、1/125sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-27 10:57 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 26日

風呂上りのジャカナ

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b0132475_10412616.jpg この中米B 国の、最大の都市の住宅街にある自宅隣は、コンクリートブロック工場が引っ越した跡の空き地になっています。5月まで工場があったことから、また、工場の性質上敷地に砂が敷き詰められていたことから、今でも他の空き地のように草が茂っておらず、まるで川や海にあるような広い砂場のようになっています。
 この敷地は高く埋め立てられていないことから、雨が続くと水が溜まって池のようになり、道路側溝と繋がります。その側溝から魚やその他の水生動物が移動するようで、これを狙って水鳥たちがここを訪れます。
 その仲間の中に Northern Jacana (ノーザンジャカナ)がおり、毎日のようにここに姿を見せます。いつもは番(つがい)と思われる2羽を見かけることが多いのですが、この写真を撮った日は一羽だけでした。
 大きな写真は水浴びの後に、大きく羽を広げ伸びをすると共に羽を乾かすのでしょうか、しばらくこの形でいました。西に傾いた夕日に照らされ、黄金色の羽がとても綺麗でした。
 下の小さな写真は、肩まで水につかり、長い時間このままのんびりとしていました。厳しい野性生活の中での平和なひと時を楽しんでいるかのようでした。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/8.0、1/1,000sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-26 10:45 | | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 25日

Lineated Woodpecker (ラインイーテッド ウッドペッカー)

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b0132475_8492164.jpg この中米B国は、熱帯地方に位置し、国土の半分以上が標高の低い平野であるとから土地には水が溜まりやすく、開発の難しい地形といえます。しかし、開発が進まない分だけ自然が多く残されているともいえます。では街を離れると郊外はジャングルに覆われているのかというとそうでもなく、低い潅木の茂る湿地といった感じの風景が広がっています。所々に残るジャングル然とした森は、道路から見る限り、多くは残されていません。
 そんな自然の多い国ですから、野鳥はたくさん生息しており、欧米からバードウオッチングのために多くの観光客が訪れます。私も鳥が好きですから一種類でも多くの鳥を見たいという想いで、これまであちこちに出かけました。こうして多くの野鳥を見てきて、その上で今、最も見たいと思っていた鳥の一つをついに今日、写真に収めることができました。
 この国唯一の動物園は、自宅のあるこの国最大の都市から1時間ほどのところにあります。この動物園敷地周辺はまだジャングル然とした森が残されており、園内も樹木に覆われています。だからここでは、野生の野鳥を見る機会は多くあり、ここを訪れたときは常に上を見上げ、鳥を探しながら歩いています。
 今日その園内で、木をつつくキツツキ独特のドラミングが聞こえてきました。音の響きの大きさからして小型のキツツキではありません。その方向を探すといました。ついに見つけました。これまで2度だけ見かけたのですが、それはほんの一瞬の出会いで、不満の残るものでした。
 写真は、その恋焦がれたキツツキ、Lineated Woodpecker (ラインイーテッド ウッドペッカー)です。子供の頃に見た、アメリカのアニメテレビ番組に登場したあのキツツキにそっくりです。これで残るはもう一種類のキツツキだけです。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/7.1、1/800sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-25 08:58 | | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 24日

見慣れない背景

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b0132475_6341283.jpg 中米のコスタリカの首都サンホセは、熱帯地方に位置するのですが、標高が1000mを越えることから、一年中過ごしやすい気候が続きます。しかし、その土地が涼しいからといって熱帯の植物が無いかといえばそうではなく、日本では観葉植物として売られているのが、こちらでは街中でもあちこちに自生しています。そればかりか、時期になると野生のランの花があちこちで見られるのには驚きです。
 我々にとってこういった熱帯の植物は、花屋や植物園でしか見られませんから、それが街中に普通にあることが珍しいのです。街中を散歩していてこういった植物に出会うと、ついつい写真に残したくなり、そして更にそれを背景に記念写真やポートレートなどを撮りたくなります。日本とは違う異国の街並みや自然の中では、普段見慣れていないというだけでフォトジェニックに見えるものなのですね。
 今日の写真は、自宅からサンホセのダウンタウンに向かう途中にある国家公園の中で、そこにある大きな木に寄生している、大きな葉を持った熱帯植物の下で撮った一枚です。こういったツタや葉はいかにも熱帯を感じさせ、ジャングルを想わせるのですが、それが街を背景にしているのが面白いと思います。
 カメラはSony α100に、レンズはSony DT18-200です。撮影データは、35ミリ版換算75mm、ISO100、F/5.6、1/125sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-24 06:46 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 23日

街中の Wood Stork (ウッド ストーク)

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b0132475_11472926.jpg この中米B国では、雨季が終わりに近付いているのですが、連日の雨で国内のあちこちで洪水の被害が出ています。自宅のあるこの国最大の都市でも雨の影響はありすが、街中を流れる支流の川の水位はそれほど上がっておらず、本流の水かさからすればあまりにも平常どおりで驚きます。
 でも住宅街にある空き地のあちこちには水が溜まり、それらはどこも沼のような様相で、そんな中に普段は見られない鳥たちが訪れ、とても街中の思えないような景色になっています
 今日の写真は、自宅から程近い空き地の沼地に来ていた Wood Stork (ウッド ストーク、日本名はアメリカトキコウ)です。このトキコウは、これまでこの国のバードウオッチングで有名な動物保護区で見ていたのですが、最近は自宅近くで見かけることがあります。この鳥、近くに写っているサギと比べればお分かりの通り、体が他の鳥たちよりもだいぶ大きいことからよく目立ち、また、その特徴的な頭部が人目を引きます。
 先日の夕方、このトキコウ10羽ほどが、自宅隣の敷地にある木に留まっていたのが見られました。その様は野生の王国で見るコロニーそのもので、とても街中の景色とは思えませんでした。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。撮影データは、35ミリ版換算450mm、ISO400、F/8.0、1/1,000sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-23 11:54 | | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 22日

日本の絶景

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b0132475_1040391.jpg 日本の秋の紅葉は、四季が当然関係しているのですが、これだけの色が出るにはそれなりの理由があるそうです。夏の熱中症で犠牲者が出るほどの酷暑、冬の零下まで下がる厳しい寒さが関係しているのだそうです。この日本の地球上での地理的な位置は、海流等も勘案すれば独特な環境で、他に似たような国は見当たりません。
 この気候が赤い色が目立つ日本の秋を作っているのだと思います。ただ日本中どこでも紅葉は見られるのですが、やはり春の桜と同じように名所があり、そこは他とは違い一段と美しい秋の景色を見ることが出来ます。
 時間と経済的に余裕のある人は、春に桜を追って北上するのですが、秋には紅葉を追って逆に南下します。これは日本の風物詩だと思いますが、そこまでする人が多いのは、生活に余裕があるからには違いないのですが、基本的に日本の自然が好きなんですね。日本の春の桜、秋の紅葉はまさに日本の美の原点だと思います。
 今日の写真はつい先日の11月15日、このブログに載せた写真と同じ日に撮影したものです。この日はまだ最盛期ではなかったのですが、一部のもみじの木が美しい赤色を見せていたことから、その木を背景にしました。
 ここの総ての木が、散る直前の真っ赤な時の景観は、まるで作り物ではないかと思うほど、それは圧巻でした。でも、片側半分が切られた今の並木では、もうその半分以下の感動しか得られません。
 カメラはSony α100に、レンズはMinolta AF24-104 f/3.5-4.5です。撮影データは、35ミリ版換算112mm、ISO160、F/4.5、1/125sでした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-22 10:45 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 21日

ありすぎる光

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b0132475_10351791.jpg 中米コスタリカの首都サンホセは、熱帯地方に位置しているにもかかわらず、標高が高いことから一年を通して快適な気候が続きます。このため、休みの日は積極的に外へ出る気になり、週末は散歩がてら、よくダウンタウンを歩きました。このコスタリカは中米では街中でも比較的安全であったことから、散歩には必ずカメラを持ち出しました。
 その散歩の途中に、官庁の建物が集まる場所に国家公園があり、そこは、警察官が毎日必ずパトロールしていること、また休みの日は人がまばらであったことから、格好の撮影スポットでした。
 その公園の南側には国会議事堂やその関連建物などがあり、それらの建物を背景に見立てて、あちこち角度を探すと絵になる場所がありました。それが今日の写真の場所で、背景正面には公園の中央にすえられた、独立当事の戦いを表す大きな彫像があります。両横には議員会館があり、規則正しく並んだ窓が絵になるのですが、この写真には一部しか写っていません。
 この場所、背景としてはいいのですが、この時期、この時間は強烈な順光となり、コントラストの非常に高いシーンとなります。これでは薄い色の服は白く飛び、それを避ければ帽子で影となる顔が真っ黒につぶれます。このような状況で、補助光無しでのポートレートは難しいというのが今日の写真で、案の定、陽に照らされた体や服、背景の路面が飛んでしまっています。こんな時はレフ板が有効なのですが。
 カメラはSony α100に、レンズはSony DT18-200です。撮影データは、35ミリ版換算135mm、ISO100、F/5.6、1/160s、露出補正は+0.3でした。大きな写真は、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-11-21 10:37 | スナップポートレート | Trackback | Comments(0)