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2013年 07月 31日

岐阜県美濃市の町並み

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b0132475_21511716.jpg 今日の写真は、先日ご紹介した岐阜県美濃市の、うだつのある町並みです。うだつとは、既にご存知の方が多いと思いますが、隣家からの延焼を防ぐための、屋根の上の防火壁なのです。それと同時に、屋根、ひいては家を立派に見せるための飾りの役割が大きいようです。
 うだつの上がらない男と言われますが、これはうだつを上げられない男という意味で、甲斐性のないことを表しています。うだつは家の屋根にあることからよく目立ち、誰もが一目でその家の景気の良し悪しを知ることができます。
 最初の防火壁としての機能から、次第に家の格を示す飾りの要素が強くなったのでしょうね。見栄っ張りな感じがしますが、今で言えば、高級な車に乗りたがるのと同じかもしれません。
 このうだつ、日本の古い町並みが残っているところではあちこちで見られ、地方によって形が少しずつ違います。これらが木造建築であるにもかかわらず、良く今まで残っているものと感心します。これは日本人の、日頃から物を大切にする習慣の賜物ですね。もちろん、火事を出さない工夫や、出した場合の延焼防止策が十分機能していたものと想像します。ということは、こういった町並みが残るということは、そこには、日本人の文化が背景にあるということで、美しい街並みと共に、それこそが貴重な財産なのかもしれませんね。
 ここは、岐阜市長良川沿いの川原町と並んで、かつての日本の風情を楽しめる場所です。
 カメラはRICOH GR Digital Ⅱ。

by yagyu-toubei | 2013-07-31 11:58 | 建築、建造物 | Trackback | Comments(4)
2013年 07月 30日

長嶺の大杉

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b0132475_1144298.jpg 今日の写真は、私の地元の本巣市にある大杉です。場所は岐阜県本巣市根尾地区の長嶺で、同地区内の各神社のご神木では最大で、幹周りが、目の高さで9,5メートル、樹高が約30メートル、樹齢は800~900年と伝えられており、昭和57年に市の天然記念物に指定されています。写真でもお分かりかと思いますが、これほどの大きさになると、その姿に圧倒されます。
 実はこの長嶺の大杉は、以前にこのブログでご紹介したことがあります。今回、家族を連れて再度ここを訪れた際に、改めてこの大杉の威容に感激し、今回ここに載せた次第です。
 ではどこに感激したかというと、まずその大きさと、800~900年の樹齢を感じさせない、実にみずみずしく、筋骨たくましい若い姿です。800年以上も経てば老木の部類に入るのでしょうが、この大杉はそんな年齢を全く感じさせないどころか、他の若い木よりも元気そうに見えます。上を見上げても、枯れたような枝は一本もなく、枝の先々まで若さがみなぎっているのが分かります。
 この大杉を見ていると、歳を取ったからどうこうというのは、自分への慰めのための言い訳のように思えてきますから、まだの人は、同根尾地区にある、樹齢1500年と言われる淡墨桜(ウスズミザクラ)見学と共に出かけてみてください。両者とも一見の価値はあります。
 カメラはFujiFilm FinePix F60。

by yagyu-toubei | 2013-07-30 02:44 | 岐阜自宅周辺 | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 29日

色違い

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b0132475_11254135.jpg 一時帰国を終え、この中米B国に帰ってきました。旅程で途中、アメリカのヒューストンで1泊するのですが、ホテルは便利な空港の近くにしました。飛行機は午後比較的早くヒューストンに到着し、ホテルに入れたことから、ホテルの周りをカメラを持って歩いてみました。いや、歩こうとしたのですが、そのあまりの日差しの強さに負け、ホテル敷地内のわずかな距離のみで終わってしまいました。ダルビッシュ投手は、この暑さの中でプレイするのですから、すごいと改めて思います。
 ホテル敷地では数種の野鳥を見かけ、その中で最も数が多かったのが、この今日の写真の鳥です。姿かたち、大きさ、泣き声、動きは、このB国で見られるブラックバードそっくりですが、体色が違います。B国を含め、中南米のブラックバードの体は、日本のカラスのごとく真っ黒ですが、このヒューストンのは黒くなく、無理して言えば黒と灰色のツートンで、首筋には青色の部分も見られます。色は大分違いますが、顔つきや動きはブラックバードに違いありません。それに、ゴミ箱周辺に群れる習性も同じで、この点では日本のカラスに通ずるものがあります。
 カメラはSony α57に、レンズはSony DT55-300です。このボディとレンズの組み合わせは、少しシャープネスを効かせ過ぎかなと思いますが、ピントは正確で、α55からの進歩を感じさせます。

by yagyu-toubei | 2013-07-29 11:31 | | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 28日

Sonyレンズ DTとGの違い

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b0132475_5325722.jpg 一時帰国中に、ソニーのα57と共に2本のレンズを新たに入手したお話は既にお知らせしたとおりです。そのうちの1本である70-300G SSMは、さすがにGレンズだけに、評判どおりの写りを見せてくれ、既にこのブログ上にその写真を掲載しました。
 さて、もう一方のレンズDT55-300ですが、これも既に数回試写し、その結果を掲載しましたが、そのときの写真は人物でした。そこで今回は、70-300G SSMと同じ被写体を写し、このレンズの描写力を見てみたいと思います。
 作例写真は、自宅庭の雑草に来るクマバチで、彼らは窓のすぐそばに来ることから、部屋から楽に撮影することができます。ですから、何度でも撮り直しがきき、試写には好都合なのです。
 2本のレンズで撮った写真を比べてみると、Gレンズの描写は、非常に線が細く繊細な感じで、光が精度良く一点に集まっていることを感じさせます。また、ピントの合ったところの前後は、ふわっと綺麗にぼけ、立体感を感じさせます。さすがにGを名乗り、他より高価なだけのことはあります。
 もう一方のDT55-300は、Gレンズに比べると線が太く、グラデーションの滑らかさにかける気がします。しかしこれは高性能なGレンズに比べてのことであり、このレンズ単体でみれば、解像感、発色とも平均点以上で、非常にコストパフォーマンスの高い望遠ズームレンズといえます。やはり最新の、設計と製造技術の投入の結果なのでしょう、技術の進歩を感じさせる1本で、お勧めできます。
 カメラはSony α57に、レンズはDT55-300です。撮影データは、焦点距離35mm相当 450mm、ISO400、F8.0、1/1000sでした。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-07-28 05:38 | 機材 | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 27日

鳥たちの神業

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b0132475_965415.jpg この中米の国B国には、空中で虫を捕らえて食べるフライキャッチャーと呼ばれる、ムシクイの仲間がたくさん生息しています。それは、それだけ彼らの餌となる虫が多いということができるのだろうと思います。では実際に生活の中で、日本に比べて、身の回りに虫が多いかといえばそうでもないような気がします。では日本にもたくさんのフライキャッチャーがいそうなものですが、そうならないのは、日本には虫がほとんどいなくなる冬という季節があるからだろうと思います。そこで日本では、大量に発生する虫を目当てに、春になると南からツバメが飛来するというわけですい
 この国のフライキャッチャーの代表格の一つに、今日の写真の Tropical Kingbird (トロピカル キングバード)がいます。この鳥は、この鳥に似ていますが、更に黄色と茶色が良く目立つ虫食いの仲間のキスカディと共に、ここでは一般的な鳥で、住宅街でもよく見かけます。彼らを観察していると、運がよければ、空中で彼らの餌である虫を捕る瞬間が見られます。
 今日の写真は、キングバードがチョウを捕まえ、そのチョウをくちばしで数回くわえなおし、口の中に放り込む場面です。くちばしで数回くわえ直したのは、もしかすると、飲み込みやすくするため、噛んで柔らかくしたのかもしれません。
 それにしても、空中を飛んでいる虫を、飛びながらくちばしで捕まえるのは、どう考えても至難の技です。子供の頃、ツバメが、私の目の前でそうする場面を見て、本当に驚いたのを覚えています。いつか、その神業を写真に収められたらと思っています。
 カメラはSonyα55に、レンズはMinolta AF100-300 Apo。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-07-27 09:15 | | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 26日

身近なワンダーランド

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b0132475_12412178.jpg 昨日に続いて、岐阜の自宅庭で見られる虫たちの話題です。今日の写真は、去年の夏に見かけたヤマトシジミで、皆さんご存知の通り、このシジミチョウの仲間は小さな種類で、全長が2センチほどしかありません。ですから、このシジミチョウの仲間たちを写真に撮るには、マクロレンズが必要となります。無論、マクロつきのズームレンズでも可能ですが、画質はガクッと落ち、細部の描写に劣ります。
 自宅庭で最も多く見かけるシジミチョウは、色が綺麗なベニシジミで、大いに写欲をそそる被写体ですが、今日のヤマトシジミは地味であることから、時には花の上でじっとしている場合は、その存在さえ気付かないことがあります。
 しかし、こんな地味なヤマトシジミですが、マクロレンズを付けて覗くと世界が一変します。口から伸びる蜜を吸うための長い管、触覚と足の先の縞模様、薄い緑色の目など、これまで知らなかった昆虫の一面が見えてきます。
 これらの一面は、日本の漫画・アニメに登場するキャラクターたちの多くが、この昆虫たちからアイデアを頂戴していることに気付かされます。例えばドラゴンボールで多くの登場人物が変身しますが、昆虫の世界では変身はごく当たり前の成長です。また、ある者は、口からチューブを伸ばして他の生物のエネルギーを吸い取りますが、それはまさにこのチョウの食事風景です。
 古いところろでは、仮面ライダーの姿かたちは、明らかに昆虫をモチーフにしています。
 昆虫たちをマクロレンズで捉えてみると、そこには全く知らない、我々の常識からかけ離れたワンダーランドがあることに、いつも驚きます。
 カメラはSonyα550に、レンズはTokina AF100 Macro。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-07-26 12:47 | 昆虫 | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 25日

クモはいつも新種

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b0132475_1419394.jpg 岐阜市の北側に位置する、本巣市の自宅庭は、田舎の屋敷としては狭いのですが、小さな庭があります。そこに実のなるグミやナツミカン、ナツメ等の木を、垣根は道路側にサザンカを植えてあります。それ以外に特に庭造りをしておらず、自然に近い状態ですが、さすがに大きな、或いは背の高い草は時間のあるときに引き抜いていますから、草ぼうぼうというわけではありません。
 そんな小さな庭ですが、良く探すといろいろな、これまで見たこともないような虫たちが生息しています。特にクモ類については、クモを見つけるたびに新しい姿かたちで、いったいごれほどの種類が生息しているのだろうと驚いてしまいます。
 今日の写真のクモは、やはり自宅庭で見つけたのですが、面白い形をしています。足に生えているとげみたいなものは何のためにあるのでしょうか。それに、目の付き方が変に見えますが、多分、8個もあることから、この角度から見ると、8個のうちの2個がこのように見えるのでしょう。
 このクモは、クモの巣の罠によって虫を捕らえるのではなく、自分が動いて襲い掛かるようで、この場面では近くに居た小さな蝶をじっと狙っていたように見えました。このクモ、もう少し観察してみたいと思いました。
 カメラはSonyα550に、レンズはTokina AF100 Macro。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-07-25 14:22 | クモ | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 24日

楽しいアラカリ

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b0132475_21405055.jpg この中米のB国は、熱帯地方に位置することから、トロピカルな野鳥がたくさ生息しています。その中で日本であまり知られておらず、全くなじみの無い鳥がいるのですが、それらの中には、今までどうして日本で有名になっていないか、不思議に思うような特徴的な種類がいます。
 その中の一つが今日の写真の鳥、Collared Aracari (カラードアラカリ)です。この鳥は、くちばしの大きなツカンの仲間で、この国には3種類が知られていますが、そしてこのうちの1種類は、この国の国鳥に指定されています。
 今日の写真のアラカリは国鳥ではありませんが、そのツカンに勝るとも劣らないような極彩色な体色を持ち、大きなくちばしが目立つ、何となくユーモラスで愛くるしい鳥です。
 彼らは姿だけでなく、その仕草もまたかわいらしく、それを見ていると時間を忘れるほどです。彼らは大抵、ホテルが用意した餌台に仲間同士で現れ、声を出すことはないのですが、にぎやかそうに餌台のパパイヤをつつきます。その仕草はまるで会話でもしているかのようで、その楽しそうなシーンの一場面一場面が絵になります。
 写真の中で、空中に浮かぶ3個のパパイアの種が見えるでしょうか。これは右のアラカリが、くわえているパパイヤから振り飛ばしたもので、このように、いつもにぎやかに食べるのです。
 カメラはSonyα55に、レンズはMinolta AF100-300 Apo。撮影データは、ISO800、F6.3、1/640sでした。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。

by yagyu-toubei | 2013-07-24 21:55 | | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 23日

α57 + Minolta AF24-105/F3.5-4.5

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b0132475_1451954.jpg 最近入手した新しいカメラ、Sony α57に、手持ちの古いミノルタのレンズを付けて試写してみました。α57については、これまでの試写で、α55から大きく進化していることを確認していましたから、古いレンズでもその性能を最大限に引き出せるだろうと思っていました。
 選んだのは、ミノルタが発売した最後のAF標準ズームレンズ Minolta AF24-105/F3.5-4.5で、発売と同時にその高性能が評価され、当時の標準ズームレンズの指標になったほどの名レンズです。どのズームレンジでも解像力、発色とも高いレベルでまとまっています。
 試写の結果は、当初の予想を上回るほどの描写を見せてくれました。まずは、ピント精度がどのような状況でも素晴らしく、ほとんど100%の確率で合っています。これは、私は他にNikon D7000や、Canon EOS 50Dを持っており、それぞれに標準ズームをつけてテストしていますが、ここまで正確にピントを決めたのはこのα57だけです。
 ピントは、今日の作例のように、逆光状態で、更に顔が帽子で暗くなっていると、多分コントラストが落ちるせいでしょう、このような最悪のコンディションではピントの精度が大幅に落ちます。ところが、このような場合でもα57は全く問題なく、常にピントぴったりの結果を得たのです。逆にCanon EOS 50Dは、あまり芳しい結果ではありませんでした。50Dについては、このカメラ個別の問題ではなく、他に持っているKissも同じようなAF性能であることから、高級機以外のCanonに共通した特性と思われます。ただ、撮影条件やカメラの設定、使用レンズ、撮影者によって結果は大きく変わることから、結論的なことは言えません。
 ミノルタ AF24-105レンズは、α57の高性能に助けられ、本来の性能を十分に発揮しているように見えます。逆光のため、古いコーティングはコントラストを落としていますが、一方で解像力、発色とも現代のレンズに引けをとりません。作例写真は、1.4倍ほどにトリミングしていますが、その距離でも顔の毛穴が分かるほどの解像力です。このレンズ、いつかはα99で試したいと思っていますが、このように、ソニーは古いミノルタのレンズを、総て手振れ補正つきで楽しめるのですから嬉しいですね。
 カメラはSony α57に、レンズはMinolta AF24-105/F3.5-4.5です。撮影データは、焦点距離35mm相当 72mm、ISO400、F6.3、1/250sでした。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。
 
 

by yagyu-toubei | 2013-07-23 14:56 | 機材 | Trackback | Comments(0)
2013年 07月 22日

RICOH GR DIGITAL 2で人を撮る

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b0132475_2158286.jpg 今回の一時帰国で入手したカメラのテストで、今回が2回目となるRICOH GR DIGITAL 2を、天気はいいのですが、湿度が低かったのか、近頃では割と過ごしやすい日であった20日、岐阜県の美濃市に持って出かけました。
 ここは以前にもご紹介しましたが、江戸時代以降に建てられた町屋が綺麗に保存されており、また、それらの屋根には「うだつ」という特徴的なつくりが見られることで有名な街並みがあります。
 それぞれの古い町屋は、屋内においても昔のまま保存されているところが多く、ある酒屋は内部を見学できます。この酒屋、今でも酒を作っているのか確認できませんでしたが、店先には色々な吟醸酒が売られており、それほど売るのに熱心でなかった店のおばさんに願いして試飲をさせてもらい、結果、2本を買いました。
 さてGR2ですが、このカメラを以前に試したときの被写体は、大阪駅近くのビル街でしたが、今回は、カメラにとって最も難しい人物です。ビルなどの人工物は、シャープに写れば高性能と感じられ、歪曲で多少ビルがゆがんでいても、コンパクトカメラならこれは当たり前と、それほど気にならず、シャープに撮れるのであれば、結局はどのカメラを使っても結果に大きな差は感じられません。もともとデジタルカメラは、硬い人工物を撮るのが得意です。
 でも、人物は難しいのです。肌の色、柔らかい肌の質感、顔の立体感などの表現は簡単ではありません。もともとセンサーサイズの小さなコンパクトカメラに多くを期待できないのですが、でもやはり画質を知るには人物を撮るのが一番です。
 このGRは、広角の単焦点レンズですから、ポートレート撮影には向かないと思いますが、観光地などで、背景を取り込みながら人物を配置するには適しています。そうやって撮った結果は、このカメラらしく背景の描写は文句なしですが、人物の描写はほめられません。発色、質感ともいま一つで、人物描写で先行するFujiFilm FinePixとの差を感じます。もっとも、光の条件により評価が変わる可能性はありますが。
 カメラはRICOH GR DIGITAL 2。撮影データは、焦点距離35mm相当 28mm、ISO100、F4.5、1/320sでした。上の写真、クリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

by yagyu-toubei | 2013-07-22 13:40 | 機材 | Trackback | Comments(0)