とことん写真

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2008年 12月 31日

偉大な古建築

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b0132475_1733945.jpg 三重塔や、ましてや更に高い五重塔を見る度に、何百年も前にこの木造建築が建てられ、それが地震や台風に耐え、現在まで残っていることを脅威に思います。そしてその建物がとても美しい姿をしているのですから、これはもう人間の奇跡といっても過言ではないと思っています。それが今から見れば、満足な道具や機材、特にこの高い塔を組み上げるためのレッカーなど無い時代のものですから、先人たちの持っていた技術、技能の蓄積はそうとうなものだったはずです。
 昨日、三重塔の上部2層を背景に雨粒に光る枝を写したのを紹介しましたが、今日は同じ塔の下部二層を背景に、やはり雨粒が溜まって光る枝を撮ったものです。紅葉や桜に彩られた古建築はいい被写体ですが、このように地味で目立たない普段の姿も哀愁を誘い、魅力的な一場面です。それにしても美しい姿ですね。
 カメラはSony α100、レンズは18-70のキットレンズです。いい感じの描写だと思います。

by Yagyu-Toubei | 2008-12-31 17:09 | 建築、建造物 | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 30日

光る冬の枝

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b0132475_1753623.jpg 師走も押し迫った28日、久し振りに家族全員が揃ったこともあり、いつも初詣で賑わう自宅近くの横蔵寺、谷汲山華厳寺にお参りに行きました。自宅では晴れていたのですが、横倉寺では時折薄日が射すものの冷たい雨が上がらず、傘をさしてのお参りです。この横倉寺あたりは冬型の気圧配置のとき、山間部となることから雨や雪が降りやすいのです。
 雨が降り止まないことから、カメラが濡れないよう制限された撮影でしたが、晴れの日では撮れない被写体であることは魅力です。そう思いながら撮った写真がこれです。
 葉を落とした冬の木の枝に付いた雨が逆光で光っています。実際はもっと印象的に見えたのですが、それをうまく表現できませんでした。背景になっているのは以前に紹介した、とても美しい三重塔です。その上部2層を大胆にフレーミングしたのですが、少しうるさくなってしまいました。もう少し望遠レンズで背景をぼかすことが出来たらうまく表現できたかもしれません。
 カメラはSony α100と18-70のキットレンズ。このレンズ、意外といったら失礼ですが、使い込むほどになかなか味のあるレンズだと思い始めています。

by Yagyu-Toubei | 2008-12-30 17:57 | 建築、建造物 | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 30日

頭上の捕食者

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b0132475_8434949.jpg 昨日は女郎蜘蛛の美しい横顔を紹介しましたが、今日はうって変わって捕食者としての蜘蛛の一面をイメージする写真です。蜘蛛の糸がうっすらと見えていますが、何か得体の知れない恐ろしい怪物が空中で獲物を待ち構えている姿です。他の虫がこの姿に気付いた時にはもう手遅れになっているのでしょう。
 空中の女郎蜘蛛、この写真こそが彼(彼女?)の本来の姿のような気がします。空中の女郎蜘蛛、とても精悍ですが、とても不気味です。
 カメラはFujifilm FinePix F710.この写真は、蜘蛛が地上近くにいたために、見上げて写すことが出来なかったことから、カメラを地上近くの蜘蛛の下に差し入れ、ノーファインダーで撮ったものです。オートフォーカスならではの写真です。背景にサザンカの葉が入ったのは臨場感が出ていいのですが、電線は余分でした。

by Yagyu-Toubei | 2008-12-30 08:47 | クモ | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 28日

冬の女郎蜘蛛

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b0132475_1752254.jpg  2008年も残すところ数日となっていますが、日本は北部を中心に寒気の南下で荒れており、飛行機の欠航や列車の運転見合わせが起きています。このような寒空に、冬しか写せない自宅庭のサザンカを撮っているとき、そのすぐ横に女郎蜘蛛を見つけました。このしばれるような厳しい冬に蜘蛛はなんとなく不釣合いな感じです。そう思って他を探しましたが、この女郎蜘蛛以外に蜘蛛は見当たりません。大体、蜘蛛の餌となる虫がいないのですから蜘蛛の巣を張ったところで獲物は得られないはずです。
 その見つけた割と立派な女郎蜘蛛を、冬の花であるサザンカをバックに撮ってみました。今朝を含め、これまでに二度雪が降っており、その時にも撮りましたが、体に水玉をつけたままじっとしていました。寒くて動けないというような印象でしたが、この先どうなるのでしょうか。
 カメラはSonyα700、レンズはDT18-200。これまで高倍率ズームはなんとなく敬遠していましたが、今回これを使ってみて、意外にも良い写りとその便利さに驚いています。それに一番懸念していたボケ味も思ったほど悪くありません。

by Yagyu-Toubei | 2008-12-28 18:03 | クモ | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 26日

寒空の一輪

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 南の暖かい島から日本に帰ってみると、思いのほか寒さが身にしみます。こうして日本の寒さを体験するたびに、日本の気候の厳しさを思い知らされる感じです。南の島では一年中夏ですから、服は一年中基本的に半袖で十分です。仕事は別にして、上着を必要と感じることはまずありません。ズボンも短パンか、薄い生地のもので十分です。
 ところが日本はどうでしょう。夏と冬、そしてその中間がありますから、気候から必要とされる服は南国と比べ物にならないほどに多くを持つ必要があります。夏には使わない、かさの大きいい冬服を収納する必要があり、そして、虫が付かないようにクリーニングしたり、防虫剤を入れたしなければなりません。このように服に限ったことだけでも大変なコストと手間が必要です。
 次の冬に備えてしまっておいた防寒用の服を取り出す頃になると、垣根のサザンカが咲き始めます。この寒空に他に咲くような花はありませんが、サザンカだけは赤と黄色のコントラストの美しい花を付け、凍えた体を癒してくれます。サザンカは南国よりも、この厳しい冬の日本がいいのでしょうね。
 カメラはSony α100と18-70のキットレンズ。解像感に不満がありますが、発色は悪くありません。

by Yagyu-Toubei | 2008-12-26 21:33 | | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 20日

空中からの熱帯雨林

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b0132475_11455110.jpg 熱帯雨林の中を歩くのはとても興味深いことですが、歩くことは簡単ではありません。小さな子供や老人には厳しいコースが多々あります。或いは熱帯雨林には興味があるが、特に観光客は、時間が限られている場合があります。
 そんな人には、今日の写真のように、空中から熱帯雨林を見ることができるゴンドラはお勧めです。このゴンドラ施設は深い森の中に建設されたもので、この会社は最初にコスタリカに作り、そして2番目にこの島に作ったとのことです。コスタリカはエコツーリズムで有名な国ですが、どうしてこの島セントルシアが2番目に選ばれたのかと首を傾げますが、実際にそのゴンドラで空中から熱帯雨林を眺めてみると納得する気がします。それほど魅力的だと思うのですが、中にはたいして良くなかったという人もいます。
 私はこのゴンドラにこれまで2回乗ったのですが、2回とも雨に降られました。さすがに熱帯雨林、それまで晴れていて今日こそはと思って乗ったのですが、見事に降られました。それも半端な降りではありません。写真は撮れず、遠望もあきらめざるを得ませんが、熱帯雨林を存分に味わいました。
 カメラはNikon CoolPix 5200。小さいボディでかわいらしく、写りも悪くはありません。

by yagyu-toubei | 2008-12-20 12:12 | セントルシア | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 18日

あれは桜か

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b0132475_109468.jpg この南の島国セントルシアに日本のような季節はありません。あるのは雨季と乾季だけです。でも、日本と同じ、わずかですが北半球にあることから、12月を迎えるとそれまでとは違い、昼は木陰が涼しいと感じ、夜はめっきり過ごしやすくなります。それまでは水のシャワーでもそれほど苦になりませんが、この頃には水では寒すぎます。この国の家庭の多くは太陽熱の温水ヒーターを、屋根に備えており、これさえあればシャワーぐらいであれば一年中、他のエネルギーの温水器はほとんど必要ありません。
 このように朝晩がめっきり涼しくなる頃になると、今日の写真のような、遠くから見ると、まるで日本の桜かと見まごうばかりのピンクの花が咲き始めます。近づくとばれてしまいますが、なんとなく桜気分を味わえる花です。この国に、あちこちで多く見られ、日本人は皆この花が気になるようで、見つけると必ず近づいて確かめるようです。日本人はいつも桜が気になるのですね。桜は日本人にとって特別な花なのでしょう。確かに桜真っ盛りの日本は、どこの世界遺産をも超える絶景だと思います。美しい日本。いつまでも美しいままでいてもらいたいものです。
 カメラはCanon PowerShot Pro1。素晴らしい描写です。

by yagyu-toubei | 2008-12-18 10:12 | | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 17日

山芋のようなつるに咲く花

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b0132475_1074471.jpg この熱帯の島国セントルシアには、大きな見栄えのする派手な花ばかりでなく、小さな可憐な花も沢山あります。今日の写真の花はいたるところで見ることができ、その色の美しさと、小さな可憐さにおいては美花コンテストの上位にランクされるはずです。
 この草はつる状に広がり、特に倒木の上に広がっていきます。葉を見ると日本の山芋のつるに似ています。もしかしたら、このつるの根を掘ると芋が現れるかもしれません。
 この花はとても綺麗なのですが、触るのはやめたほうがいいのです。とてもべたべたし、なかなか落ちません。美しいものは見るだけがいいのかもしれませんね。そういえば、山芋もすごくべたつきます。
 カメラはCanon Powershot Pro1.さすがにキャノンがプロを名乗るだけあり、解像能力、発色とも一眼レフに引けをとらないような素晴らしい写りです。それにボディの作りも満足できる仕上がりです。

by yagyu-toubei | 2008-12-17 10:14 | | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 16日

形と色彩

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b0132475_1020079.jpg 何度もこの木の話題になってしまいますが、今日写真は開いた直後の状態と、その横で、まだ開くのは先になりそうな実を、同時に画面に入れたものです。
 この画面からどのような印象を受けるでしょうか。開く前の実に比べ、開いたものは、色彩的にそれまでとは全く違った、とても印象的な色です。中の黒い実がおいしそうには見えませんが、この赤色と黒色の色彩コントラストには思わず見いってしまいます。そして、その形容は、海の中に例えるなら、真珠貝が開き、中から輝く真珠が登場のような感じです。
 私がこうして撮影している間に、一羽の鳥も近づいていません。また、この実をつついている鳥を見かけたこともありません。濃い緑の葉と、開くと赤い殻(さや?)、黒い実にどんな秘密が隠されているのでしょうか。この木に共生する動物がここにはいないだけなのでしょうか。この木はこれまでここ以外で見かけたことはありません。でも、この国セントルシアに、これだけ沢山の種類の木がある中で、この木を輸入したとも思えないのですが。
 カメラはNikon Coolpix E5400。いつも持ち歩きたい。そんな手触りとデザインです。

by yagyu-toubei | 2008-12-16 10:22 | | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 15日

開く前

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b0132475_9104885.jpg この熱帯の島には、日本では見られない変わった植物が沢山あることをお伝えしてきました。先日このブログで、開くと内側が綺麗な赤に彩られた、黒いベルベットのような実がある木を紹介しました。今日はその開く前の状態の写真です。
 開く前はごらんのとおり、形は少々変わっていますが、この島で良く目にするさやを持った木の実です。ところが開くと、近くに少し見えていますが、他では見られないような、非常に鮮やかな赤色が現れます。その中央には、さわり心地のよさそうな、赤とは強い色彩コントラスト見せる黒い実。このしかけは何のため?、何が目的?
 開く前は目立たず、開いて目立つのは必ず意味があるはずですが、それが分かりません。黒い実はいつまでたっても殻に付いたままです。鳥たちがこの黒い実をつついている様子は見られません。だからいつまでもそこにあります。鳥以外にこの実をたやすく取れる動物は思い当たりません。通常、植物の種子は自分で動けないことから、遠くへ運ぶために風か動物を利用します。考えられるのは、この木はこの島原産でなく、他から持ち込まれたことから、この実を運ぶ動物がこの島にいないことです。これで納得ですが、もしかしたら内部の赤色は補助で、この特徴ある形に秘密があるのかもしれません。
 カメラはFujifilm Finepix F420. いつも鮮やかな発色で、接写にもとても強いのです。

by yagyu-toubei | 2008-12-15 09:19 | | Trackback | Comments(0)